月組『NINE』が昨日、ついに初日を迎えました。
公演情報の解禁以来、ポスターや配役発表、スタッフ情報などを追いかけながら楽しみにしてきた作品です。
そして今回、公開稽古時の舞台写真やスチールが公開され、舞台稽古後のインタビューも掲載されました。
それらを見て感じたのはひとつ。
「これは、かなり面白い作品になりそう」
ということです。
むしろ初日情報を見たことで、観劇への期待はさらに大きくなりました。
これらの情報から、観劇前に「楽しみ!」と思ったポイントをまとめてみました。
一番気になっていたのは主要男役たちの女役姿
今回の『NINE』で私が特に気になっていたのは、鳳月杏さん演じるグイドのみではありませんでした。
もちろんグイドも楽しみでしたが、先行画像やチラシである程度雰囲気は見えていました。
一方で、グイドを取り巻く女性たちはどうなるのか。
特に主要男役たちが演じる女役がどのようなビジュアルになるのかは、ほとんど想像がつきませんでした。
そして公開されたスチールと舞台写真を見て驚きました。
礼華はるさん演じるクラウディアは、まるでスーパーモデルのようなモードな美しさ。
夢奈瑠音さん演じるママは、慈愛に満ちた温かさを感じさせます。
そして輝月ゆうまさん演じるフルールはスチールはないものの、公開稽古の写真を見る限り、以前の『ダリ』で演じたガラの印象をさらに発展させたような大人の魅力にあふれていました。
正直なところ、「男役が女役を演じている」という違和感をほとんど感じませんでした。
それぞれが異なる魅力を持った女性として成立していることに驚かされます。
また、天紫珠李さんのルイーザも非常に美しく、洗練された雰囲気が印象的でした。
(元男役のトップ娘役と、現男役しかいないスチールのページもなかなかスゴいです…)
いつもなら、キャトルのスチール一覧ページにズラッと並んだ美女たちにため息をついて終わるところですが…
そんな美女たちが、色んな表情を見せてくれて、色んな動きをし、そして歌う…
それが、2次元ではなく3次元空間で、カメラを通してではなく、自分の目で直接、好きなだけそんな彼女たちをトコトン堪能出来るなんて夢みたいです…
ホント、チケットが当たって良かったー(涙)と思いました…

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この美女たち、誰…??????

ぱるくんがカッコいい系美女になってる!!!!!
宝塚らしくない洒落感に惹かれる
今回のビジュアルを見て感じたのは、女性陣全体のメイクや衣装に漂う「洒落感」です。
もちろん宝塚らしい華やかさはあるのですが、いつもの娘役メイクとは少し違う。
可憐さや可愛らしさというよりも、「大人の女性」の魅力を前面に出したような雰囲気があります。
ファッション誌を見ているようなモード感があり、どこか海外作品の空気を感じさせます。
そして衣装担当を見ると、やはり有村淳先生。
ポスターを見た時や過去の指田先生とのタッグ具合からも、「もしかして」と思っていましたが、やはり今回も有村先生でした(笑)
女性たちの個性や立場が一目で伝わるような衣装の数々は、作品世界への期待をさらに高めてくれます。
舞台写真を眺めながら、
「指田先生、今回はいつも以上に尖ってるなー」
と、思わず笑ってしまいました。
それくらい、今回の『NINE』にはこれまでの宝塚作品とは少し違う空気が流れているように感じます。
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やはり、指田&有村はセットだった…

指田ワールドの尖りを表現出来るのって、有村先生なのかな。
スタッフ陣にも期待しかない
今回の『NINE』は、出演者だけでなくスタッフ陣にも非常に惹かれています。
衣装は予想通り有村淳先生。
公開された舞台写真からも、その洗練されたセンスが伝わってきます。
一方で、指揮には石井勇魚先生、装置には平山正太郎さんと、若い世代のクリエイターが起用されています。
石井先生といえば、その熱量あふれる指揮が印象的な存在。
『NINE』の情熱的な音楽世界をどのように彩ってくださるのか、とても楽しみです。
シアターオーブという、東急がミュージカル専用劇場としてトコトンこだわり抜いた空間に、大張り切りでオケをブン回す様が今から想像出来ます(笑)
また、装置を担当される平山正太郎さんは、さまざまな舞台作品を手掛けている方で、宝塚では『パリのアメリカ人』にも参加されています。
さらに調べてみると、城田優さん主演版『NINE』の装置を手掛けた方の系譜に連なる方のようです。
断片的に公開されている舞台写真を見る限り、今回は大掛かりな装置で圧倒するというより、人物を際立たせるシンプルでスタイリッシュな空間になっているように感じました。
『NINE』はグイドの錯乱した世界観も見え隠れするので、どんな舞台美術になるのか、今から楽しみです。
作品全体から、「豪華絢爛」よりも「洗練」を目指している空気を感じます。
「宝塚らしくないNINE」という言葉に納得
そして何より印象的だったのが、公開舞台稽古後インタビューでのちなつさん(鳳月杏さん)の言葉です。
今回は宝塚の指田先生が作ってくださったNINEで、私たちも初め、今までやったことのないお芝居の仕方、構成だったので、時間がかかりました。
宝塚で見たことのない、新しいお芝居という感じで、宝塚版の〝宝塚らしくないNINE〟が魅力なのかなと思います
この言葉に触れて、私はとても腑に落ちました。
先行画像やポスター画像を見た時から、どこかいつもの宝塚とは違う空気を感じていたからです。
女性陣のモードなビジュアル。
洗練された衣装。
シンプルな舞台空間。
そして「今までやったことのないお芝居の仕方」という言葉。
私が感じていた違和感はあながち気のせいではなかったのだと思いました。
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この記事見てると、今回、お稽古もかなり大変だったみたいだね…

さっしーの気合を感じる…
『黒蜥蜴』で知った「宝塚らしくない宝塚」の魅力
実は私は、先日観劇した宙組『黒蜥蜴』でも似た感覚を味わいました。
全編生演奏による重厚な音楽。
耽美な世界観。
宝塚の定型に収まらない作品を重視した大人の芝居。
それらに心を掴まれ、「こんなことも宝塚で出来るんだ」と強く感じた作品でした。
だからこそ今回の『NINE』で飛び出した
「宝塚らしくないNINE」
という言葉に、これからの観劇がとても楽しみになってきました。
宝塚らしくないことが目的ではなく、作品を成立させるために、あえていつもの宝塚から一歩踏み出そうとしている。
そんな挑戦の気配に強く惹かれています。

シアターオーブだからこその楽しみ
そして今回、もうひとつ大きな楽しみがあります。
それが上演劇場である東急シアターオーブです。
今年観劇した『サンセット大通り』では、オーヴァチュアが始まった瞬間の響きに心を震わされました。
音が客席全体を包み込み、舞台の世界へと連れて行かれる感覚。
今でも思い出すたびに「耳福な空間だったなー」と感じます。
今回は石井勇魚先生の指揮による音楽と、月組生たちの歌声が、そのオーブでどのように響くのでしょうか。
舞台が始まる前から、そんなことを想像してしまいます。

数日後、その空間に自分もいる
別箱公演はなかなかチケットが取れません。これまでも初日記事や舞台写真を見ながら、
「いいなあ。私は配信かな」
と思うことが少なくありませんでした。
でも今回は違います。
ありがたいことに数日後、私は実際にその空間に身を置くことができます。
初日情報を見て、期待はますます大きくなりました。
主要男役たちの女役姿。洗練されたビジュアル。魅力的なスタッフ陣。
そして「宝塚らしくないNINE」という言葉。
すべてが、観劇への期待を高めてくれます。
今はもう、不安よりも楽しみの方がずっと大きい。
数日後に出会う『NINE』の世界を、心から楽しみにしています。
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え、そこに自分、行けるんですか!?

当選したの、自分じゃん…
これからオーブに行かれる方へ
『NINE』が上演される東急シアターオーブは、ヒカリエ内にある劇場です。
11時開演の公演に行かれる方は、開場時間がヒカリエの営業時間外のため、ヒカリエ外のエレベーターから行く必要があります。
エレベーターの場所については、こちらでも説明していますので併せてご覧ください。
(該当項目にすぐたどり着けるようにしています)

あわせて読みたい:過去に投稿した『NINE』への期待について



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