昨日から、宙組東京公演『黒蜥蜴』『Diamond IMPLUS』が始まりました。
初日、おめでとうございます。
実は、私は大劇場公演の配信を見逃してしまったので、今回は東京公演の観劇がぶっつけ本番。しかも1回限り。
そこで今回は、自分への備忘録も兼ねて、観劇前に「ここを楽しみにしている!」というポイントをまとめてみました。
舞台そのものだけでなく、演出家や指揮者、オーケストラなど、舞台を支える方々にも少し目を向けると、また違った楽しみ方ができそうです。
『黒蜥蜴』の密かな見どころ
『黒蜥蜴』については、西野淳先生が大劇場公演中に投稿されていたXのつぶやきが、とても印象に残っています。
そのエピソードを知ったことで、舞台だけでなくオーケストラや指揮者にも注目したくなりました。
今回は、その中でも特に楽しみにしているポイントをご紹介します。
西野先生が明かした「全編生演奏」
今回、一番驚いたのは、指揮を担当された西野淳先生がXで明かされていた「全編生演奏」というお話です。
近年は本公演などでも一部、音源を使用する作品もありますが、『黒蜥蜴』は全編生演奏。
舞台はもちろんですが、オーケストラの音の厚みや、芝居を支える音楽にも耳を傾けながら観たいと思っています。
以下、西野淳先生のXのつぶやきから引用しました。
前後、続きがあるので、そちらも併せてお読みください。
.png)
西野先生のつぶやき、指揮者から見た舞台の様子が伝わってくるし、顔文字アリなので、毎回楽しみ!

西野先生の笑顔もつぶやきもなごむよね。
東京公演は小津準策先生へバトンタッチ
東京公演からは、小津先生へ指揮がバトンタッチされました。
小津先生は宙組公演で指揮を担当される機会も多く、個人的には「宙組を見守ってくださっている先生」という安心感があります。
私が指揮者に注目するようになったきっかけも小津先生でした。
宙組の『RAZZLE DAZZLE』で演奏前に「ワン・ツー・スリー・フォー!!」と声を出してから演奏をスタートされた姿がとても印象的で、「指揮者にもこんな個性があるんだ!」と驚いたのを今でも覚えています。
曲自体も軽快な曲が多かったので、小津先生も含め、オケも楽しそうに演奏されていたのが印象的な公演でした。
神経を削った『黒蜥蜴』
西野先生は『黒蜥蜴』について、神経を集中して指揮した結果、体重が落ちたまま千秋楽まで戻らなかったというエピソードも投稿されていました。
(今は無事に戻ったそうです・笑)
その話を読んで、「それだけ集中力を必要とする作品なんだな」と改めて感じました。
指揮者の方が限界ギリギリまで細やかに気を使う作品なら、舞台上ではどれほど濃密な空気が流れているのだろう──そんなことを想像しながら観劇するのも楽しみの一つです。
あわせてよみたい:演出の生田先生のこと
今回は、生田先生には触れていませんが、過去の記事で取り上げています。
こちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。
上演までのストーリー、読書経験など、出版社からのインタビュー記事をご紹介しながら私なりに感じたことも書かせて頂きました。


あと、生田先生のインタビュー前になりますが、初日ロング映像から感じた私の期待感を書いた記事もありますので、そちらももしよろしかったらお読みください〜

『Diamond IMPLUS』の空気感
一方、ショー『Diamond IMPLUS』は、まだ観ていないにもかかわらず、周りから聞こえてくる感想だけでどんどん期待が高まっています。
特に印象的だったのは、大劇場公演を配信で観た友人の感想でした。
その話を聞いているうちに、「これは90年代の宝塚ショーが好きだった人にはたまらない作品なのでは?」と、ますます楽しみになっています。
友人が語る「90年代レビューの空気感」
友人曰く、
- 「昔の三木先生のショーっぽい!」
- 「程よいダサさが逆にいい(笑)」
- 「大地真央さんが出てきそう!」
- 「昔、ハンドマイクで歌っていた頃のレビューの空気感がある」
とのこと。
開幕当初は賛否も分かれていて少し不安もありましたが、友人の話を聞いて、90年代の宝塚レビューに夢中になった私としては、むしろ楽しみになってきました。
私なりの竹田悠一郎先生のイメージ
私の中で竹田悠一郎先生は、90年代に夢中になった宝塚レビューの王道感を現代へ受け継いでいる演出家という印象があります。
一方で、礼真琴さんの武道館コンサート『ANTHEM』では、配信に竹田先生ご本人が映り込み、客席でタオルを振り回して全力で盛り上がっている姿が映っていました。
それ以来、私の中では、
「竹田先生=肩をブンブン回しながら全力で演出している人(笑)」
というイメージがすっかり定着しています。
また、『愛, Love Revue!』では演出助手も務められました。
発表当初は「どうせ昔のレビューの焼き直しでまた退屈そう」「タイトルダサい」と、初日前からネガティブな声が多数ありました。
しかし、実際に幕が開くと90年代レビューを知るファンからも、新しいファンからも大好評。
ネガティブ評は、一気に沈静化の方向へ。
私自身も観劇して、「あ、このテンポ感だ!」と感じました。
もちろん、実際にどこまで竹田先生が構成に関わられたのかは分かりません。
でも私は、肩をブンブン回しながら(笑)、全力で演出助手を務められていたんじゃないかな……と勝手に想像しています。
実は、私が大好きな某ブロガーさんが、
「実際の構成は若手演出家にまかせて、岡田先生は最終チェック→承認したのでは?」
といった趣旨で考察を書かれていました。
ですが、演出助手に竹田先生のお名前を見つけた時、「うん!あり得るな!竹田先生の関わり次第では、いい感じに生まれ変わりそうだな〜」と思い、ムラの配信をとても期待しながら待ち望んだ記憶があります。
そして、実際に拝見して、岡田レビューのエレガントさはそのままに、大階段から始まる華やかでエネルギッシュなショーに仕上がっていました。
このエネルギッシュさは、助手として名を連ねた若手演出家やデビュー前の助手の方々の思いも一緒に載せられていたのかなと推察します。
個人的には、竹田先生は宝塚レビューへの愛がとても強く、昔の作品へのリスペクトやオマージュが作品に強く出る演出家なのではないかと思っています。
指揮者を熱くさせてしまう竹田ショー
西野先生はXで、『黒蜥蜴』では神経を研ぎ澄ませて指揮した一方、『Diamond IMPLUS』では
「行っけー!!!」
という気持ちで超ノリノリで指揮した、とつぶやかれていました。
このエピソードを読んだ時、「竹田ショーって、指揮者のテンションも上げてしまう力があるんだな」と妙に納得しました。
竹田先生の大劇場デビュー作となった星組ショー『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』もオケのテンポも終始、良かったですし。
以前『愛, Love Revue!』の「Bad Power」の場面も、石井勇魚先生の指揮がどんどんアップテンポになり、
「ジェンヌさん、脱臼しない!?」
と、別の意味でドキドキしたことがあります。(笑)
あのショーも冒頭から、オケの躍動感がすごかったです。90年代の岡田レビューのテンポ感が戻った感じです。その陰に竹田あり、と勝手に思い込んでいます(笑)
演出家の熱量が、指揮者、オーケストラ、そして舞台全体へと伝わっていく。
そんな一体感も、竹田先生のショーの魅力なのかもしれません。
まとめ
途中から小津先生へバトンタッチされた西野先生。
次はどの作品を担当されるのでしょうか。
個人的には、月組『NINE』、そしてちなつさん・じゅりちゃんの退団公演まで担当していただけたら嬉しいな……と勝手に期待しています(笑)。
そして今回、友人の話を聞いて改めて感じたのは、竹田悠一郎先生の宝塚レビューへの愛情の深さです。
舞台上で輝くタカラジェンヌの皆さんはもちろんですが、その舞台を支える演出家や指揮者、オーケストラの皆さんにも少し目を向けると、同じ作品でもまた違った景色が見えてきます。
最近はすっかり、ジェンヌさんだけでなく、指揮者の先生や演出家の先生まで追うようになってしまいました(笑)。
今回は、そんな視点も楽しみながら、私も1回限りの宙組東京公演観劇を全力で楽しみたいと思います。
.png)
全力集中!

とても良かった〜と思える一日にしたい!
にほんブログ村
↑
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がよかったら「ポチっ」と頂けると嬉しいです。



コメント