月組『天穹のアルテミス』ポスター公開!少女マンガのような世界観と大野先生の退団作に期待

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月組次回大劇場公演『天穹のアルテミス』のポスター画像が公開されました。

発表前は「宇宙飛行士」「アポロ計画」という言葉から、壮大な宇宙飛行士ドラマを想像していたのですが、実際にポスターを見た第一印象は少し違いました。

何というか……

昔の少女マンガみたい(笑)。

もちろん良い意味です。

最近のアニメ調やラノベ風というより、どこかクラシカルでロマンチックな雰囲気。
ポスターを見ながら思わず見入ってしまいました。


『天穹のアルテミス』ポスターは昔の少女マンガのようだった

まず印象的だったのが、ちなつさん演じるオスカーと、じゅりちゃん演じるミラーナの描かれ方です。

ちなつさんはどこか王道少女マンガの主人公のような雰囲気。
宇宙飛行士の物語のはずなのに、ロケットや宇宙船より先に「人物」に目が行きます。

一方のじゅりちゃんは、個人的には少し仲里依紗さんを思い出しました。
強い意志を感じる表情。個性的なファッションに派手めなメイク。
守られるだけのヒロインではなく、自ら道を切り開いていく女性に見えます。

ヒロインがパワフルなのは、大野作品ではお馴染みです。
恐らく、ヒロインのみならず、月娘たちがみんな強そうな予感です(笑)

宇宙飛行士候補として訓練に挑む役柄とも重なりそうで、今から楽しみです。

カモ
カモ

ちなつさんの長髪が新鮮!

しろっぺ
しろっぺ

公演チラシ裏のちなつさんのファッションも時代を感じるけどオシャレ!


今回も大野先生らしい「構図へのこだわり」を感じる

ポスターを見ていて思い出したのが、『恋する天動説』でした。

大野先生の作品は、人物の配置や視線の向きなど、構図に意味を持たせていることが多い印象があります。

今回もただ二人が並んでいるのではなく、宇宙船の中で浮遊している絵。視線や距離感から物語を感じます。
そして、右上には、逆さのおだちんがいます(笑)
おだちんの金髪、結構好きです(笑)

そして背景に大きく描かれた月。

タイトルにもなっているアルテミスと重なり、象徴的な存在として配置されているように見えました。

また、ポスター全体から受ける印象は、宇宙を目指す若者たちの青春ロマンです。
宇宙飛行士として厳しい訓練に挑む中で、反発し合いながらも互いを理解し、惹かれ合っていく。
そんな王道の物語が描かれるのではないでしょうか。

ポスターからも、ちなつさんもじゅりちゃんもおだちんも、今までとはまた違ったスタイルで新たな魅力が生まれているのを感じました。
今回は、大野先生、3人からきちんと新しい魅力も引き出してくれていて、これは期待したくなります。

しかし、タイトルだけでも、『恋する天動説』は天文台の場面が象徴するように、地上から空を見るイメージでしたが、『天穹のアルテミス』は宇宙に飛んで行きそうな勢い。

かたや『恋する天動説』は元月組出身の新生星組コンビの門出を祝い、かたや『天穹のアルテミス』では現月組コンビの旅立ちを見送る。

何かこう、月組を軸に、ある種の見えない繋がりみたいなものを感じてしまうのは気のせいでしょうか。

カモ
カモ

大野先生作品の最近のポスターデザイン、何か好きー

しろっぺ
しろっぺ

『恋する天動説』のポスターもワクワクしたよー


私は『恋する天動説』が結構好きだった

『恋する天動説』は、当時いろいろな感想を見かけました。

ツッコミどころがなかったとは言いません。

むしろ細かいところを見れば、色々とツッコミたくなる部分もあるのは理解しています(笑)
特に留置所脱走シーンは、今思い返しても「そんな簡単に脱走していいのか(笑)」とツッコミたくなります。

それでも私はあの作品が結構好きでした。

なぜかと言うと、登場人物たちがみんな愛おしかったからです。
完璧な作品だったかと言われると分かりません。

でも観終わった後に残ったのは、

「みんな可愛かったなあ」

というほっこりした気持ちでした。

大野先生の作品は、主人公だけではなく、脇役たちにも愛着が湧くことが多いように思います。
だからこそ千秋楽が近付くと少し寂しくなる。
当時、『恋する天動説』の指揮を担当されていた西野先生が、ご自身のXで大千秋楽を迎え、あのお芝居が見られなくなるのは寂しいとつぶやかれていました(笑)

何だかんだで愛着を持ってしまう、大野作品にはそんな不思議な魅力がある気がします。

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カモ
カモ

『恋する天動説』の最大のファンがまさかの西野先生だった…

しろっぺ
しろっぺ

天文台のパーティー場面での指揮、めっちゃ楽しそうだったし〜


だから退団公演が大野作品と聞いて少し安心した

実は私は大野先生に感謝しています。

ガイズ大千秋楽後、ちなじゅり体制が3作以上と分かった頃、SNSでは様々な意見を目にしました。

人事考察もあれば、否定的な声もある。
もちろん様々な考え方があるのは理解しています。
ですが、当時の私は好きなスターさんを応援する一人のファンとして、少し疲れてしまっていました。

そんな中で印象に残っていたのが、スカステのちなつさんの特番で大野先生がお話しされていた言葉です。

「きれいな去り方とか考えないで、いつまでもいて欲しいと思われるカッコいい男役でいて欲しい」

確かそんな趣旨の言葉だったと記憶していますが(間違ってたらすみません⋯)、絶妙なタイミングでのご発言にとても救われたのは覚えています。

ちなつさんは高学年でトップ就任ということもあり、ファンとしては、大千穐楽後は毎回退団発表を覚悟していたので、こうも色々が意見に触れてしまうと、かなりツラいものがありました。

当時の私には、大野先生の言葉が本当に心強く感じられたのです。
(そのせいかわかりませんが、多少のトンチキは許そうと思ったかも⋯)

だから今回、大野先生担当作品がちなつさんの退団作となると知った時、少し感慨深いものがありました。

もちろん作品の評価とは別の話です。

それでも私としては、「あの時、ちなつさんを守ってくれた先生が最後の作品を書く」ということに特別な意味を感じています。

カモ
カモ

あの時の大野先生にはホント、救われました…

しろっぺ
しろっぺ

生徒思いの先生なんだなーと思った。


最後は月組らしく笑顔で送り出したい

振り返れば、ここ最近の月組は、『RYOHU』や『NINE』など、比較的重厚な作品が続いています。
だからこそ最後くらいは、月組らしいわちゃわちゃ感のある賑やかで笑える作品でも良いのではないかと思っています。

しんみりと別れを惜しむのも素敵ですが、月組のみんなが生き生きと動き回り、客席も一緒に笑顔になれる作品もまた魅力的です。

『天穹のアルテミス』がどんな作品になるのかはまだ分かりません。

それでもポスターを見る限り、今回も大野先生らしいロマンと愛情と笑いが詰まった、賑やかで明るい作品になりそうです。

まずは初日の幕が開くのを楽しみに待ちたいと思います。

そして泣く準備は……稲葉先生のショーでしておこうと思います(笑)

稲葉先生もガイズ&ドールズでは本編からのフィナーレの流れがとてもチャーミングだったので、ショーも楽しみにしています!

ちなじゅり退団発表を静かに受け止めた理由|覚悟していたからこそ最後まで見届けたい
ちなつさんとじゅりちゃんの退団が正式発表。衝撃というより「遂にこの時が来たか」という静かな受容でした。ちなじゅりに宝塚へ戻してもらったファンとして、最後まで見届けたい想いを綴ります。
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