『黒蜥蜴』の演出を担当される生田先生のインタビュー前編が公開されていました。
観劇前の予習として読んでみたところ、作品との意外な出会いや、今回の上演に至るまでの背景がとても興味深く、舞台を見る前に知っておくと見え方が少し変わるかもしれないと感じました。
今回はネタバレではなく、インタビュー前編の中で特に印象に残ったエピソードを簡単にご紹介します。
もっと読みたい方はこちらからどうぞ!↓

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ちなみに、イープラス貸切で無事に東京公演、1公演分ゲット出来たので、これから予習で読みたいです。

生田先生のインタビューだから、楽しむポイント掴めるのいいね。
小学生時代の『黒蜥蜴』との出会い
今回、個人的に一番意外だったのは、生田先生と『黒蜥蜴』との出会いが小学生時代だったというエピソードです。
『黒蜥蜴』というと、大人向けの妖しさや耽美な世界観をイメージしていたので、子どもの頃から作品に触れていたという話に、もしや・・・・!?
もちろん当時どの版で読まれていたのかは分かりませんが、子どもの頃から乱歩作品に親しみ、その世界観に惹かれていたという背景を知ると、今回の舞台づくりにも長い時間軸が流れているように感じます。
観劇前に知っておくと、「生田先生はこの作品をどう受け取ってきたのだろう」という視点でも楽しめそうです。
(私も小学生の頃に出会いました・・・笑)

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やはり出てきたポプラ社疑惑(笑)

あの世代で乱歩と言ったら・・・・
木村先生との交流から見える『黒蜥蜴』への想い
もうひとつ印象的だったのが、以前『黒蜥蜴』を上演されていた木村先生とのエピソードでした。
普段から映画や音楽、文学についてざっくばらんに語り合う関係だったそうで、その中で『黒蜥蜴』についても話題に上がっていたとのこと。
同じ作品を知る人同士が、それぞれの解釈や好きなものを語り合う時間があったことを想像すると、何だか素敵だなと思いました。
演出家同士の技術的な話というより、作品を愛する人たちの会話として語られていたことが印象に残っています。
また、ここで思いがけない形で木村先生のお名前が出たのも嬉しいです。
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木村先生の作品では、『扉のこちら』が大好きでした。

当時、天海祐希さん主演だったけど、とても素敵だったよね〜
原作版と三島版、『黒蜥蜴』は少し違う作品だった
今回のインタビューで興味深かったのが、原作版と三島由紀夫版『黒蜥蜴』の違いについて触れられていたことです。
『黒蜥蜴』というと同じ作品のように感じますが、インタビューを読むと、描こうとしているものが少し異なることが分かります。
原作の江戸川乱歩版は、怪人・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の対決を軸にした、冒険活劇としての面白さが強い作品。
一方で三島版では、黒蜥蜴こと緑川夫人と明智が、それぞれの立場や価値観を越えながら惹かれ合っていく関係性に、より重心が置かれているそうです。
同じ『黒蜥蜴』でも、どこに焦点を当てるかで作品の空気は大きく変わります。
だからこそ、木村先生から三島版『黒蜥蜴』の初版本を受け取ったというエピソードにも、単なる資料以上の意味があったのかもしれません。
「いつかやりたい」が今回につながった話
そして今回、特に感慨深かったのがこのエピソードです。
生田先生が木村先生に「いつか自分も『黒蜥蜴』をやってみたい」と話した際、三島版『黒蜥蜴』の初版本を譲り受けたという話。
当時はまだ未来の話だったはずなのに、その言葉が巡り巡って今回の上演につながっていると思うと、不思議な縁を感じます。
しかも、その本が単なる原作ではなく、人物同士の関係性をより深く描いた三島版だったと知ると、このエピソードの見え方も少し変わってきます。
後から振り返ると、この時点で静かにバトンが渡されていたようにも見えてきます。
今回の『黒蜥蜴』は突然生まれた企画ではなく、長い時間をかけて育ってきた作品なのかもしれない――そんなことを感じさせるインタビューでした。
まとめ
前編だけでも、生田先生と『黒蜥蜴』の関係や、今回の上演に至る背景を少し知ることができて興味深い内容でした。
作品そのものの予習とは少し違いますが、観劇前に読んでおくと舞台を見る視点がひとつ増えるかもしれません。
後編ではどんな話が語られるのか、引き続き楽しみに待ちたいと思います。
※本記事はインタビュー前編公開時点の内容をもとにまとめています。後編公開後、必要に応じて追記予定です。
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