正塚劇×指田ショーに揺らぐ|宙組次回作『The London Way』『Ivresse Vague』が好物すぎる

ニュース雑感
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宙組次回作発表の直後、大劇場宙組公演の舞台機構トラブルによる上演中止の一報がありましたが、再開のお知らせが届き安心しました。
トラブル等で中止にならないことを願います。

宙組次回作、発表されました。

遠征は少し見送る方向かな……と思っていたのですが、演目を見て困っています。

2027年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2027年1月~5月・宙組『The London Way』『Ivresse Vague』> | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ
2027年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。  宙組公演■主演・・・桜木 みなと、春乃 さくら◆宝塚大劇場:2027

お芝居は正塚先生。しかもショーは指田先生。

何でしょう、この組み合わせ。
私の中では渋くてアダルティな二本立て。
でも、どちらも大好きな先生の作品なので色々期待しちゃう。

まだ先行画像も出ていないし、もちろん観てもいないのに、妙に期待値が高いのです。

カモ
カモ

この2本立て、惹かれる!!!やっぱ遠征・・・?

しろっぺ
しろっぺ

早くも前言撤回・・・

この時は、遠征、2026よりは減るかな・・・という話してたのですが・・・↓

2027年、宝塚は転換期?ー公演スケジュールと宙組新体制に思うこと
来年の宝塚公演スケジュールと宙組の次期組長・副組長発表を見て感じた"転換期感"を雑感ベースで語ります。遠征計画の変化や、最近の観劇との付き合い方についても綴りました。

心を持っていかれたのは、指田ショーの解説だった

特に気になったのは、ショーの解説文でした。

それはふとすれ違う時に交わした視線。掠めた香り。聞こえた吐息。もう一度捕まえようと振り返っても、影となりすり抜けてゆく・・・ほんの些細な出会いで人々を魅了してしまう男と女。人間は理性に抗えぬ甘い陶酔(Ivresse イヴレス)に誘われ、やがて陶酔は高まり人生を渦巻く波(Vagueヴァーグ)となる。
ちょっとアブナイ男と女が繰り広げる、甘美と高揚のIvresse Vague(イヴレス ヴァーグ)があなたに打ち寄せる・・・   

(引用:宝塚公式サイト

読んだ瞬間、あれ?と思いました。

ショーの説明というより、映画のワンシーンみたいだな、と。
場面全体ではなく、切り取られた瞬間だけを見せられている感じ。

何が起きるのかではなく、その場に漂う空気や余韻を想像させる文章でした。

まだ何も始まっていないのに、勝手に映像が頭の中に流れ始める。

こういうの、弱いんですよね。

カモ
カモ

Ivresse Vague、思わず何語か調べちゃった・・・

しろっぺ
しろっぺ

フランス語だってさ・・・

そういえば、最近こんな空気に反応していた

そういえば最近、似たような感覚がありました。

つい先日大千秋楽を迎えたばかりの花組のショー『EL DESEO(エル・デセーオ)』の、ひとみさのデュエットダンス。

観た時になぜか映画『花様年華』のポスターを思い出したのです。
膝枕に赤いドレス、みさきちゃんの大人っぽい佇まい・・・
それが、赤いチャイナドレスのマギー・チャンの膝にもたれかかるトニー・レオンの、あのポスタービジュアルと被ったのですよね・・・


ただ何となく、空気や距離感や、言葉にならない感情のようなものを感じていました。

(この時の感想はこちらです)

花組『蒼月抄』『EL DESEO』感想
花組『蒼月抄』『EL DESEO』観劇感想。永久輝せあが体現する平家の儚さと滅びの美学、そして成熟した大人のラテンショーに圧倒。スター大渋滞の今だからこそ味わえる奇跡の花組時間を綴ります。

トニー・レオンの色気を考えていたら、少し繋がった

その後、『ブープ!』観劇の数日前に『花様年華 25周年特別版』のことを知りました。
(→この時の『ブープ!』観劇レポはこちらから)

シアターオーブから程近いところに上映館があることもわかり、これは何かのご縁!と、『ブーブ!』終演後、その足で観に行きました。(今は渋谷地区は上映終了です)

映画『花様年華 4K』『花様年華2001』公式サイト
5.1 Fri|その出会いは1度ではなかった。ウォン・カーウァイ監督×主演トニー・レオン&マギー・チャン日本劇場初公開から25年の時を超えかつて撮られた伝説の未公開短編とともに帰ってくる──

そこで印象に残ったのは、トニー・レオンの色気でした。

でも、それは分かりやすい情熱や強さではありませんでした。
背中が、表情が、燻らすタバコの煙が、、、、、
仕草の一つ一つに、トニーの色気が滲み出る・・・

映画の舞台となった1960年代香港は、まだ男女関係にも貞淑さが求められていた時代があり、不倫なんてもってのほか!
アパートの隣人同士のそれぞれの配偶者が不倫していることを知り、された側の配偶者同士で「ごっこ遊び」をするうち、お互い惹かれ合うも、なかなか一線を越えることなく・・・

あの作品の中のトニーとマギーも、人目を忍んでの逢瀬ということもあり、お互い近づきそうで近づかない。

気持ちを全部言葉にするわけでもない。

一緒にいる時間や、視線や、少しの沈黙の中に感情が滲んでいく。

だからこそ、見終わった後も不思議と余韻が残る。
私が惹かれていたのは、そういう色気だったのかもしれません。

視線だったり。
少しの間だったり。
言葉にしない感情だったり。

何かを説明するのではなく、余韻として残る魅力でした。

カモ
カモ

指田ショーってやはり映画の影響あるのかな・・・

しろっぺ
しろっぺ

またまた、脱線したよ・・・

もちろん、今回の宙組ショーが同じ方向なのかは分かりません。
勝手な連想かもしれません。

でも解説文を読んだ時、私は少しだけあの感覚を思い出しました。

理解するというより、感じる。

そんなショーになるのかもしれない、と。


正塚先生の1970年代イギリスにも期待している

そしてお芝居側も気になります。

正塚先生のイギリスもの、結構好きなんです。
今回は1970年代。
現代ほど生々しくなく、昔すぎて遠くもない。

少しだけ今から距離がある時代。
きっとその時代ならではの空気があるんだろうな、と想像しています。

大野作品ですが、星組の『恋する天動説』も1960年代のイギリスを舞台にしており、こちらも大好きな作品でした。


まだ観てもいないのに、少し困っている

まだ何も観ていません。先行画像もこれからです。

でも、演目発表だけでここまで期待してしまうことは、そう多くありません。

遠征は見送るつもりだったのに。

少し困っています。

カモ
カモ

お金のやりくり・・・・

しろっぺ
しろっぺ

途端にまた現実に引き戻される悲しさよ・・・

(現在、上演中の宙組公演の初日動画を見て感じたことはこちらから)

宙組『黒蜥蜴』が気になる理由|子どもの頃に読んだ『黒い魔女』と再会したくなった話
宙組『黒蜥蜴』初日映像ロング版を観て、子どもの頃に読んだポプラ社『黒い魔女』を思い出しました。なぜ今『黒蜥蜴』が気になるのか。観劇前だからこそ書けた、懐かしさと再会についてのエッセイです。
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