先日、月組公演『NINE』の配役が発表されました。
配役表を見てまず驚いたのは、グイドとリトル・グイド以外の登場人物が全員女性ということ。
作品を知っていれば納得ではあるものの、宝塚ではちなつさん(鳳月杏さん)以外の男役が全員女性役を演じるという異例のキャスティングになりました。
ポスター公開時から独特の世界観に惹かれていましたが、今回の配役発表でますます期待が高まっています。

『NINE』だからこそ実現した異例のキャスティング
『NINE』は、映画監督グイドを取り巻く女性たちとの関係を描くミュージカルです。
妻や愛人、女優、母親、娼婦など、それぞれ異なる女性たちとの関わりを通して、グイドの苦悩や葛藤、ダメ男ぶりが描かれていきます。
そのため、主人公以外の主要人物のほとんどが女性という、宝塚では珍しい作品です。
実際に、城田優さん主演の梅芸版と今回の宝塚版を比較すると、登場人物の構成はほぼ共通していますが、スパのマリアがそれぞれ分担されている?
※配役を一覧化してみました。(敬称略)
| 役名 | 宝塚版 | 梅芸版 |
|---|---|---|
| グイド | 鳳月杏 | 城田優 |
| ルイザ | 天紫珠李 | 咲妃みゆ |
| クラウディア | 礼華はる | すみれ |
| カルラ | 美渦せいか | 土井ケイト |
| サラギーナ | 桃花雪 | 屋比久知奈 |
| ママ | 夢奈瑠音 | 春野寿美礼 |
| スパのマリア | 原田薫 | |
| マリア | 咲彩いちご | |
| スパの聖母(姉) | 花妃舞音 | |
| スパの聖母(妹) | 乃々れいあ | |
| ネクロフォラス | 朱鷺あおい | エリアンナ |
| ラ・フルール | 輝月ゆうま | 前田美波里 |
このように、『NINE』という作品そのものが「グイドを取り巻く女性たち」を描く物語だからこそ、宝塚版ではちなつさん以外の男役が女性役を演じるという、非常に珍しいキャスティングが実現しました。
配役表を見た瞬間は驚きましたが、作品の世界観を知ると「なるほど」と納得。
男役ならではの美しさや存在感が女性役にどう生かされるのか、宝塚ならではの『NINE』が今から楽しみです。
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男役がみんな女役ってなかなか珍しい・・・

はるくんの女役がかなりレアだよね!
男役はちなつさん以外女役の異例の女装祭りに
今回の配役で一番楽しみにしているのが、男役による女性役です。
個人的に男役が女性を演じる姿がとても好きなので、このキャスティングは大歓迎でした。
特に楽しみなのは、まゆぽん(輝月ゆうまさん)のラ・フルール。
『デイ・ドリーム・ダリ』で演じたクイーン・ガラがとてもハマっていたので、今回も貫禄ある女性像を見せてくれるのではないかと期待しています。
ぱるくんのクラウディア役、るねくんのお母さん役も、それぞれどんな人物像を作り上げるのか興味津々です。
思い返せば、前回の指田先生の『EL DESEO(エル・デセーオ)』でも、冒頭からほのかちゃん(聖乃あすかさん)・かりんちゃん(極美慎さん)・だいやくん(侑輝大弥さん)・らいとくん(希波らいとさん)が女装する場面があり、「今回もあるかもしれない」と薄々予想していました。
今回はそれが作品全体に広がる形。
男役が女性を演じる魅力を存分に味わえる公演になりそうで、今からワクワクしています。
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指田先生、男役に女役させるのマイブーム?

かもしれない!?
娘役・若手キャストにも注目
でも一方の娘役さんたちもそれぞれ見せ場があり、活躍が楽しみです。
『NINE』では、グイドを取り巻く女性たち一人ひとりが物語を動かす重要な存在。
妻や愛人だけでなく、娼婦や評論家、ヴェネチアのスパなど、個性豊かな女性たちが登場します。
個人的には、美渦せいかちゃんと朱鷺あおいちゃんは今回、大抜擢では?と思いました。
若手ながら印象を残せる役どころになりそうで、どんな芝居を見せてくれるのか楽しみです。
本公演だとなかなか見せ場がない若手に見せ場があるのも別箱の良いところです。
スパのマリアは、梅芸版ではお一人でしたが、宝塚版は3人に役が分割している?
こちらもどんな見せ方になるのか、指田先生ならではの演出がとても楽しみです。
開幕前から期待が高まるポイント
配役以外にも気になることがあります。
それは衣装です。
まだ正式な発表はありませんが、指田先生は有村淳先生と組まれることも多いため、今回も担当されるのか今から楽しみです。
前回のショーでも、洗練されたお衣装も素敵でした。
もしそうなら、『NINE』ならではのモード感あふれる指田ワールドと有村先生のエレガンスと、どのように融合されるのか期待が膨らみます。
そして、今後公開される稽古場映像も楽しみです。
月組が誇る芝居巧者たちが、男役による女性役という新たな挑戦をどう演じるのか。
娘役さんたちがどのように個性を爆発させるのか。
月組らしい濃密なお芝居と、ゴージャスな舞台空間に期待しています。
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指田&有村のタッグも楽しみ!

稽古場の様子も楽しみだね〜
まとめ
ポスター公開時から、これまでの宝塚作品とは一味違う独特の世界観を感じていました。
そして今回の配役発表で、その期待はさらに大きくなりました。
男役による女性役という異例のキャスティング、月組ならではの高い芝居力、そして指田先生が描く『NINE』の世界。
開幕までまだ少し時間がありますが、今後の稽古場情報や衣装の公開も楽しみに待ちたいと思います。
ありがたいことに私も観劇できることになったので、実際に舞台を観た後に、あらためて感想をお届けする予定です。
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