『稲妻開化譚-イナズマカイカタン-』先行画像考察|明治なのに長髪?でもなぜか刺さる理由

先行画像&ポスターのこと
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「明治時代が舞台」

イナズマカイカタンの解説を読んだ時、私が最初に想像したのは、文明開化の帝都・東京の躍動感とかなりベタな明治のイメージでした。

ザンギリ頭。
書生風の着物。
文明開化。
怪盗と言っても、どこか鼠小僧のような和風のアウトロー。

そんな方向を、なんとなく思い浮かべていました。

ところが、公開された先行画像を見て、思わず二度見しました。

……長髪!?

でも、おだちん(風間柚乃さん)、色気ダダ漏れ、、、

おだちんの長髪、ゴルリバのライマンを思い出します。
あの長髪のいけ好かない感じ、地味に好きでした(笑)

しかも、よく見ると衣装の情報量がかなり多いのです。

中は洋装っぽく見える。
その上に着物を羽織っている。
さらに帯ではなく、ベルトのようなものを締めている。

そして、手には花。

明治って、こうでしたっけ……?

最初は少し戸惑いました。

一見するとかなり攻めたビジュアルですし、正直「トンチキ寄りなのでは?」とも思いました。

ですが、不思議なことに嫌ではありませんでした。

むしろ、見れば見るほど気になる。
気付けば、かなり好きかもしれないと思っていました。

これは、ヨシマサ先生のトンチキが大変いい方向に作用しそうな予感。

今回は、『稲妻開化譚-イナズマカイカタン-』先行画像を見て感じたことを、まだ答えが出ていない今だからこそ自由に考察してみたいと思います。

カモ
カモ

衣装が斬新すぎる!

しろっぺ
しろっぺ

でも、活劇ロマンは画像から伝わってくるね〜


着物×ベルト×長髪…情報量が多すぎる先行画像

今回、一番気になったのは、「結局この人、昼間はどういう格好をしているの?」ということでした。

先行画像の衣装は、説明が難しい印象です。
たぶん、こちらはビジュアルが相当自由な感じなので、怪盗「稲妻小僧」の姿と思われます。

完全な和装ではない。
かと言って、完全な洋装にも見えない。

中は洋装っぽく見える一方で、上には着物。
足元は、夜の帝都を疾走するのでブーツが合いそう。

そして個人的に気になったのが、帯ではなくベルトに見える点でした。
歴史再現というよりも、時代の空気や人物のキャラクター性を優先したデザインなのかもしれません。

さらに、髪型も気になります。

長髪なのか。
結んでいるのか。
昼間はまとめているのか。

まだ全体像が見えていない分、余計に想像が膨らみます。

新聞記者という設定ですが、おだちんの長髪っぽい髪型から、『記憶にございません!』でかりんちゃん(極美慎さん)が演じたフリーライター・古郡祐のような、雑多でアウトロー、やさぐれ寄りな空気も感じました。

小さな新聞屋で、ゴシップなどを扱う夕刊紙の雰囲気もある。

あの髪型だと洋装はかなり浮くので、むしろ昼は書生風の和洋折衷の着物姿なのではないか。
そこにソフト帽・羽織の代わりにマント風コート、眼鏡が加わる?

朝ドラ『風、薫る』のシマケンの服装をもっと崩した印象か?

下世話な記事にりりちゃん扮する麻里が常に憤るので、昼は怪しげでいけ好かないビジュアルしか思い浮かびません(笑)

ここはまだ何とも言えません。
でも、色々ワクワクしてきました!

だからこそ、先行画像1枚だけでここまで考えてしまうのかもしれません。

カモ
カモ

あの先行画像だと、昼間の姿は洋装ではなさそうだね・・・

しろっぺ
しろっぺ

でも、普通の和装でもなさそう・・・


なぜ私はこのビジュアルに既視感を覚えたのか

ここまで先行画像を眺めながら色々考えていて、途中でふと気付きました。

私は、この空気感をどこかで知っている気がしたのです。

実は先行画像が出る前、作品解説を読んだ段階で、頭の中にはある種のイメージがあり、それを以前書かせて頂きました。

明治。
怪盗。
新聞記者。
文明開化。
昼と夜。

そんなキーワードから、勝手に浮かんでいた世界観がありました。
ただ、その時は完全に自分の妄想だと思っていました。

【月組別箱】おだちん覚醒の予感?“花ゆめ×サブカル”で読む『稲妻開化譚-イナズマカイカタン-』
月組別箱『稲妻開化譚』は花ゆめ系レトロ活劇?風間柚乃と白河りりの相性に加え、齋藤吉正作品が時々“わけがわからなくなる”理由をサブカル視点から妄想考察します。

でも、宝塚での実際のビジュアルは、もっと無難に来るのではないか。

怪盗と言っても、もう少し分かりやすく和風寄りで、いわゆる鼠小僧のような方向になるのではないか。

そう思っていたのです。

ところが、先行画像を見て驚きました。
思っていたより、ずっと空気感が近かったのです。

もちろん、似ているという話ではありません。

あくまで私個人の受け取り方なのですが、見ていてふと思い浮かんだのが、「中村佑介さんのイラストを実写化したような世界観」でした。

和と洋が混ざっている。
少しレトロなのに、古典的すぎない。
どこかアンニュイで、人物が感情を説明しすぎない。

一見すると不思議な組み合わせなのに、一枚絵として成立している。

そう考えた瞬間、不思議だった違和感が少しずつ腑に落ちていきました。

長髪なのも。
着物にベルトなのも。
花を持っているのも。

歴史考証として見ると説明が難しい部分があっても、「この人物の空気感を描いた一枚」として見ると、全部意味が変わって見えてきます。

だから、最初は「何だこの衣装!?」と思ったのに、見れば見るほど気になってしまったのかもしれません。

そして、先行画像に心奪われた今、私はもう完全に次のポスター公開を待っている側になっています。


おだちん、今までこの方向の魅力を封印していました?

先行画像を見ていて、もう一つ思ったことがあります。

おだちん、こんな空気も出せたのですか……?ということです。
もちろん、突然何かが変わったという話ではありません。

むしろ逆で、今まで持っていた魅力に、今回は違う角度から光が当たったような印象を受けました。

個人的なおだちんの印象は、どちらかと言うと軽やかな青年というより、貫禄や落ち着きのある男役です。
若手らしい勢いや爽やかさよりも、どこか腹が据わっていて、年齢より少し大人びた空気を持っている。

この画像から、おだちんの新しい魅力が開花しそうな予感がします。

だからこそ、今回の先行画像が面白く見えました。

長髪。
少しアンニュイな表情。
和洋折衷の衣装。

どこか掴みきれない空気。

今までの貫禄芝居とは違う。
でも、軽やかになったというより、今までの貫禄に陰影や余白が加わった印象です。

だから色気と言っても、分かりやすい華やかさではなくて、静かに滲み出てくるような色気なのかもしれません。

ここまで来ると、昼間の姿がますます気になってきます。
昼はどんな服装なのでしょう。

先行画像の空気感を見る限り、いわゆる近代的なエリート記者というより、少し雑多で、文明開化の熱気の中で世間を斜めに見るやさぐれ気味な人物像が浮かび上がる衣装になるのでは……などと勝手に想像しています。

まだ何も分かりませんが、だからこそ楽しい時間です。


問題は、りりちゃんとどう並ぶのか

今回の先行画像を見て、一番楽しみになったのは、実はポスター。

というのも、りりちゃん(白河りりさん)演じるヒロインは士族の娘。
そう考えると、彼女は日本髪や着物は間違いない。

『ばけばけ』や『風、薫る』でも明治時代の女性の大半は日本髪に着物です。

長髪で和洋折衷、時代からはみ出したような主人公。

一方で、凛として激動の時代を涼やかに眺めるヒロイン。

並んだ時の対比が鮮やかで、どんな空気になるのでしょう。
ポスターのおだちんは昼の姿なのかはたまた夜の怪盗の姿なのかも気になります。

りりちゃんとあみちゃん(彩海せらさん)もポスターインして欲しい。
登場人物多い方が、この作品の躍動感やロマンが伝わりそう。

ポスターも、躍動感あふれる凝ったビジュアル、期待しちゃいます。

先行画像を見た直後は、「明治なのに長髪!?」と驚いていたはずなのに、気付けば今は完全に次のビジュアル公開を待っている自分がいます。

まだ衣装も分からない。
昼の姿も分からない。
花の意味も分からない。

でも、だからこそ想像できる。

久しぶりに、先行画像1枚だけでここまで妄想が広がる作品に出会った気がしています。

そして何より――。

りりちゃんと、どう並ぶのでしょうか。
今からポスター公開が楽しみで仕方ありません。

今まで別箱は当たればラッキーくらいの割切りでしたが、今回ばかりは『NINE』と合わせてチケット当選して是非とも観に行きたいです、、、

カモ
カモ

今回の月組別箱、どっちも魅力的過ぎる・・・

しろっぺ
しろっぺ

どちらも沼落ち案件になりそうな予感しかない・・・

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