エリザベート順当配役で思い出した、私の中の花組の“色”の話

ニュース雑感
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ご無沙汰しております。今週は色々と忙しい日々を過ごしておりました。

出遅れも甚だしいのですが、エリザベートの一部配役が発表されましたね✨

ルドルフは希波らいとくんとだいやくん(侑輝大弥さん)の役替わりも、大方予想通り
※主演二人は言わずもがなです。

そして、最大の関心事だったフランツとルキーニの配役。
フランツ=ほのかちゃん(聖乃あすかさん)、ルキーニ=かりんちゃん(極美慎さん)。
一時期、逆バージョンも予想していたこともありましたが、何だかんだで、とても素直に「順当!」な配役になりましたね。

ほのかちゃんのフランツは、あの品格や包容力を考えるとかなり納得ですし、かりんちゃんのルキーニも、「花組でルキーニ誰?」と考えると、とてもしっくりきます。

だから発表を見た時は、「やっぱそうなったかー」と思いました。

……なのに、その後なぜか別のことが頭から離れなくなりました。

「あれ?花組って、少しずつ空気が変わりつつある?」

もちろん、今の花組が変わってしまったという話ではありません。
むしろ私は今の花組の華やかさや、多幸感のある空気も好きです。

カモ
カモ

でも、最近、ふと思うことがあるんだよね。

しろっぺ
しろっぺ

話を聞こうか。


順当配役なのに、なぜか気になった“かりんルキーニ”

今回の配役で、一番「なるほど」と思ったのは実はルキーニでした。

ルキーニは、エリザベートの中では狂言回しとして、なくてはならない存在。
物語を動かして、客席を巻き込んで、危険な匂いも必要で、アウトローな空気もある。

観客をグイグイ引っ張るエネルギーも必要。

そう考えると、かりんちゃんというのはかなり納得です。
いや、かなりハマり役になりそうだし、もしかするとそれ以上に、歴代ルキーニの中で相当なインパクトを与えそうな予感しかない。

そして不思議だったのは、その納得感でした。

「そうだよね」と思う一方で、
「あれ?今の花組で、この役がこんなに自然にハマる人はかりんちゃんしかいない?」

と思ったんです。

そしてそこで思い出したのが、かりんちゃんのこれまでのお役でした。

星組時代から続いていた“危険な香り”

かりんちゃんの星組時代最後の2作。

『記憶にございません!』での新聞記者崩れのアウトロー記者。
『阿修羅城の瞳』での、狂気と病葉出門に複雑な感情を抱く邪空。
『蒼月抄』では、勇猛果敢で無骨な平教経。

振り返ると、クセ強なお役や男臭いお役など、王道キラキラではないお役が続いていました。

さらに花組へ組替え後の東上初主演がナイーブさを内包したジェームズ・ディーン。

ここでふと思ったんです。

……あれ?

これって偶然なのかな?と。

でも、危険な香り、少しアウトローな空気、陰影のある人物像。男臭さ。
そして、今回のルキーニ。

何となく同じ方向を向いているようにも感じました。

カモ
カモ

イメージを変えるというより、ほのかりんのそれぞれの持ち味を更に深掘りしていくような配役になったよね。

しろっぺ
しろっぺ

固定化しちゃいそうな勢い!?




私の中の花組の色とは

少し、話が変わります。

これは完全に私の勝手なイメージなのですが(笑)私の中の花組には様々な色があります。

大浦みずきさん時代はロイヤルブルー。
品格があって、アダルト、深みがあるイメージ。

そしてヤンミキ時代はショッキングピンク。
ピンストライプのスーツ。
ボルサリーノ。
ハードボイルド。
少し危険で、濃厚な色気。
「悪い男の魅力」がこれでもかと詰め込まれていた時代でした。

前回の花組のショー『愛, Love Revue!』はロマンチックショーと言いながらも、題字は、今見ると昭和の某ホストクラブの看板を彷彿とさせます(笑)

バッドパワーは、「悪い男の危険な魅力」がこれでもかと濃縮された場面でした。
元々は月組の『ル・ポァゾン 愛の媚薬』の場面でしたが、ひとこ花組で再現された時の舞台とオケと客席の熱量が半端なかった(笑)
今の花組で、こんな濃厚で男臭い、究極の悪い男の世界を、品格を一切落とすことなく表現出来るとは。

「懐かしい!」「カッコイイ!」だけではなく、今の花組の華やかさの中に、濃い色気が混ざった時の化学反応を見たような感覚でした。

私が宝塚に出戻った時の花組は、パステルピンク&キラキラでした。
柔らかくて、多幸感があって、優美で華やか。
私の花組の記憶は、ヤンミキ時代で止まったまま、宝塚から離れていた時期が長らくあったため、花組のトーンの大きな変化にびっくりしたものです。

カモ
カモ

出戻った時にはパステルピンクな花組にびっくり。

しろっぺ
しろっぺ

浦島状態!?

90年代花組の記憶

今回、エリザベートのフランツとルキーニの順当配役で、かりんちゃんのルキーニ、相当ハマるだろうなと思った時、ふと、90年代のミキさん(真矢みきさん)トップ時代のことを色々と思い出しました。

かりんちゃんの花組組替え後の東上初主演がディーンだったことを思い出した時です。
そういえば、ミキさんのお披露目公演は『エデンの東』『ダンディズム』。

『エデンの東』はジェームズ・ディーンが主演した映画作品でもあり、時を経て花組でかりんちゃんが、東上主演公演でジェームズ・ディーンその人を演じるという奇遇。

『ダンディズム』はこっちゃん(礼真琴さん)トップの時に星組で『モアー・ダンディズム!』として再再演され、そこではかりんちゃんが星組生として出演していました。

自分の中で急に色々なものが繋がり始めました。

ディーンで感じた危うさや陰影。そして星組から花組へ組み替え直前の大劇場作品の2作では、悪い男の魅力や男臭い色気、危うさを体現。

そして、今の花組は、『愛, Love Revue!』や『EL DESEO(エル・デセーオ)』で、ピンストライプスーツ・ボルサリーノ・ハードボイルド・少し夜の匂いがする世界も似合うことが証明されました。

これらの2作を経て、花組は再び、パステルピンクから新たな色を模索し始めた印象を受けました。

そして、アウトローや危険な男の役がすっかり板についてきたかりんちゃんの花組への組み替えで、私がかつて宝塚に熱中していた時代の花組の要素を、再び取り入れようとしているように感じました。

これは、あくまで一個人の感想です。(汗)




最近、少しだけワインレッドが混ざり始めた気がする

だから今回のエリザベートの順当配役のかりん=ルキーニに、「花組は、パステルピンクの中に、少しだけワインレッドが混ざり始めた」そんな感覚を抱きました。

かりんルキーニ、沼る人が続出しそうな予感しかない(笑)

大人っぽさや陰影。
危険な香り。そして男臭い色気。

90年代をうっすら覚えている私が、勝手に反応しているだけなのかもしれません(汗)
数年後に読み返したら、「全然違った🤣」となる可能性も十分あります。

でもエリザベートの順当配役を見た時、私の中でなぜか90年代の花組の記憶が呼び起こされたのでした。
これからの花組がどんな色に変化していくのか、見守っていきたいと思います。

カモ
カモ

エリザベート全滅したら、かぶきにゃんたろうに課金しようか・・・

しろっぺ
しろっぺ

え!?そこはレヴィちゃんじゃないの!?

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