今週は、色々なニュースが駆け巡り、当初投稿予定だった花組東京公演の観劇レポを投稿するタイミングを完全に逸してしまいました・・・
本当は、ちなつさんとじゅりちゃんの会見の感想を投稿したかったのですが、こちらはもう少し、色々気持ちを整理してから投稿します。
あと、花組全国ツアーのポスターも素敵だったのでこちらの感想もまた書きたいと思います。
では、まずは、花組東京公演の観劇レポをご覧ください。
※今週、色々感情が忙しかった時の投稿です・・・・


だいぶ前になってしまい大変恐縮ですが、GW、2回目の花組公演観劇へ行ってきました。
友の会の東京公演は全滅だったものの、貸切公演でなんとか1公演確保。
今回が最初で最後の東京公演です(笑)
↓東京観劇難民にとって、最後の砦はプラミちゃん・・・(涙)

今回の花組公演は、演目発表の時点で『蒼月抄』『EL DESEO(エル・デセーオ)』ともに期待感が高く、発表の瞬間から楽しみにしていました。
実際にムラで観劇した際もその期待は裏切られず、「もう一度観たい」と素直に思える作品でした。
今回、友の会は全滅だったものの、なんとか東京公演を1回観劇することができ、改めてこの作品の良さを実感しました。
観れば観るほど好きになる、そんな魅力のある作品だと思います。
そして今回は珍しく、プログラムも購入。
保管に困るので基本購入しないのですが、結果的にこれは大正解でした。
座席はセンターブロックではないものの、客席降りで一番お得感の高い、あの例の列・・・・
前回は10倍オペラグラスで視線が忙しすぎたため、今回はただいまレンタル中の5倍オペラグラスに変更しましたが、これが想像以上に良かったです。

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プログラム買うまで知らなかったんだけど、熊倉先生がイケメンでびっくりした!

プログラムの感想、それ!?
↓今回の花組公演のムラでの観劇レポはこちらから

↓東京の前に配信見て正解だった。(おかげで東京公演観劇時の解像度が上がりました!)


※今回、お芝居もショーも結構好きな作品なので、DVD購入するか、本気で悩んでます・・・
配信を経て、更に高まった『蒼月抄』の解像度
前半の蒼月抄は、ショーとは対照的に“浸る時間”でした。
舞台には緊張感が満ちていて、滅亡に向かう諦観が美しく感じられます。
清盛の代が躍動と拡張の時代だった分、その対比が大きい。
所作の一つひとつも丁寧で、指先まで意識された動きに、宝塚らしい美しさを改めて感じました。
四条局の歌に込められた鎮魂への思い
物語を導く、朝葉ことのさんの四条局(出家した明子)の存在が印象的でした。
語りの中で歌われる声は力強く、場の空気を一気に引き締めてくれます。
2度目の観劇でしたが、ムラで見た時よりも、更に重みが増していました。
何かこう、壇ノ浦に散った平家一門への鎮魂の思いが込められているようで胸を打たれました。
娘役としてはやや異色ともいえるポジションですが、その確かな歌唱力で物語の軸をしっかりと支えていました。
“語り”でありながら“魅せる役”として成立している点が見事で、強く印象に残る場面でした。
知盛と明子が心を通わせていく場面
知盛と明子が心を通わせていく場面も、静かながら印象に残りました。
歌詠みの嗜みはないものの、実直に言葉を紡ぐ知盛の姿がとても誠実に映ります。その飾らない語り口に触れるうちに、閉ざされていた明子の心が少しずつほどけていく様子が丁寧に描かれていました。
ふたりの距離がゆっくりと近づいていく過程と、それに重なるデュエット『あの海の先へ』が美しく、感情の流れを自然に受け取ることができました。
改めて、この曲は名曲になりそうな予感。
知盛が明子に、幼い日の父・清盛との思い出として、安芸国の国司だった頃、船で海に連れて行ってもらった話をします。
少年時代の回想シーンが、大河ドラマ『平清盛』初回で、幼い清盛が父の忠盛と共に、地元の漁師親子が漕ぐ小舟に乗って瀬戸内海に出る場面と重なりました(笑)
※NHKオンデマンドに課金しちゃいました・・・(笑)
↓NHKオンデマンド視聴の詳細はこちらから

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この後、海賊襲撃場面に遭遇した忠盛(中井貴一さん)が単身、海賊たちと戦う場面が無双すぎる・・・

中井貴一さん、やっぱりかっこよかった・・・・
義経(希波らいとさん)の強烈な存在感
今回の蒼月抄で強く印象に残ったのが、やっぱり希波らいとくんの義経でした。
どこかサイコパス気味とも感じられる振る舞いで、“ただ者ではない”雰囲気が全編に漂っています。
特に表情の作り込みが秀逸で、いわゆる“顔芸”ともいえる表現がさらに進化しており、登場するたびに思わず目が離せませんでした。
気づけば、あのどこかイッてしまったような表情を見たさに、何度もオペラグラスを向けてしまったほどです(笑)
その強烈な印象は後半のショーの冒頭でも少し引きずられているように感じられ、義経という役のインパクトの大きさを改めて実感しました。
重衡(聖乃あすかさん)の変化と完成度
今回の蒼月抄では、ほのかちゃん(聖乃あすかさん)の重衡にも強く惹かれました。
初見では組替え後の新鮮さもあり、かりんちゃん(極美 慎さん)の経盛に目が行きがちでしたが、今回は自然と重衡の存在感に引き寄せられました。
平家の中では穏健派で、争いごとを好まない人物としての佇まいが際立っており、その柔らかさがとても印象的です。
それでいて、状況が変わる中で自らを犠牲にしても戦い抜く覚悟へと移っていく流れが、ごく自然に表現されていました。
これまでの貴公子らしい品の良さはそのままに、東京公演では内面の芯の強さがより鮮明に感じられました。
とりわけ印象的だったのは、重衡が最後に見せる覚悟です。自らの身を犠牲にしてでも平家のために尽くそうとする姿勢からは、従来の貴公子像にとどまらない強さが感じられました。
その姿は、ほのかちゃんの貴公子役・ロイヤル役の集大成であると同時に、次のステップへ進もうとする転換点のようにも映りました。
そのため、次回作『エリザベート』の配役が順当にいくのか、読みきれなくなってきたと感じています。
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「重衡の覚悟」が胸に迫るけど・・・

ほのかちゃんが日々、重衡を生きている、にしておこう。
やっぱり大好きな『EL DESEO(エル・デセーオ)』
後半のショーでは、観劇のモードが一気に切り替わりました。
ここで活躍したのが、プログラムと5倍オペラグラスです。
ショーは次々と場面が切り替わり、出演者も多いため、ただ観ているだけでは大好きなジェンヌさんの登場を見逃してしまうことがあります。
しかしプログラムで登場場面を把握しておくことで、「どこを見るべきか」「誰が出演しているか」が明確になり、観劇の精度が一気に上がりました。
しかも直前に、ムラでのヨシマサショーで“困惑の連続ノック”を浴びたばかりだったこともあり(笑)、今回の『EL DESEO(エル・デセーオ)』では構成美や場面転換の分かりやすさがより鮮明に感じられました。
情報量が多くても視線の導線が整理されているため、「今どこを観ればいいのか」が自然と伝わってくるショーだったと思います。
↓ヨシマサショーの困惑は、こちらから(笑)

マフィアの場面|花組の“継承”を感じるダンス
マフィアの場面は、ひとこを中心としたダンスに隙のないかっこよさがあり、非常に見応えがありました。
配信込みで3度目ですが、やっぱりカッコいい!!!
そこにほのかちゃん、きわみんが葉巻をふかしながら合流する流れも含めて、場面全体に統一感と厚みがあります。
ここは、葉巻ふかしながらの合流は、初回では気づけなかったところです。
この場面は、どこか懐かしい、ヤンミキ時代の花組の空気を感じ、プログラムを確認すると振付は「Anju」との記載。
もしかしてと思い調べてみたら、安寿ミラさんのインスタで、この場面のダンスの振り付けについて言及されていて、やはりAnju=安寿ミラさんでした。
ヤンさん時代の花組で確立されたダンスの美学が、いまの花組生にしっかりと受け継がれているのだと感じ、非常に感慨深かったです。
この大切な表現が、これからも引き継がれていってほしいと強く思いました。
この場面で、ひとこが雪組からわざわざ組み替えして花組トップになった理由がわかったような気がしました。
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自分の中で花組=マフィアが一番似合う組、というイメージがずっとあったんで、出戻って、キラキラ&パステルピンクの花組になっていたのにはぶったまげた・・・

マフィアの花組、ここで復活か!
大階段群舞→デュエダンの切り替えが美しい
大階段の男役群舞からデュエットダンスへの流れも、とても印象的でした。
最初はひとこを中心とした男役の群舞で場を支配し、その後ほのかちゃんときわみんへと自然にバトンタッチ。
さらに娘役が合流し、群舞としての広がりを見せていきます。
そこから、それぞれがカップルのように腕を組み、大階段を登ってはけていく流れと入れちがうように、上から登場するひとことみさきちゃん。
“群舞”から“デュエット”へと主役の重心が滑らかに移行していく構成が非常に美しかったです。
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今回の観劇で初めて気づいた・・・

やっぱり、オペラグラスでも、観たいジェンヌさんのみならず、その背景も捉えたい事案だったね・・・
突然ぴょこんと現れた“手拍子案内係”
今回のショーで地味に印象に残ったのが、佐々田愛一郎先生でした。
客席降りの場面で、オーケストラピットから突然、手が“ぴょこん”と現れ、そのまま手拍子を始めたのです(笑)
最初は「ノリノリだな〜」となったのですが、佐々田先生、客席に向けてリズムを示してくださっていたようで、佐々田先生の手拍子のおかげでこちらも迷わずに手拍子できました。
宝塚の客席参加系は、「今どのテンポ!?」と一瞬戸惑うこともあるのですが、今回はまさかの“客席向け指揮”付き。
突然オケピから出てきた手が何とも微笑ましく、ショーの楽しさをさらに盛り上げてくれていた気がします(笑)
しかもこの“ぴょこん感”は、おそらく一階席だったからこそ気づけたもの。
二階席だと「あ、手拍子始まったな」で終わっていた気がするので、これもまた劇場で観る面白さの一つだと感じました。
ショーは「シーンで観る」と満足度が上がる
今回改めて感じたのは、ショーは「点で追う」のではなく、「シーンで観る」ことで満足度が大きく変わるということです。
前回、初回のムラの観劇では10倍オペラグラスでしたが、どうしても一点集中になり、視野が狭くなりがちです。
でも、見たいジェンヌさんが多いと、追いかけきれないことが多々ありました。
今回は、5倍にしたため、表情と周囲の構図を同時に捉えることができ、だいぶ落ち着いて観劇出来た気がします。
デュエットダンスでは空気感ごと味わうことができ、大階段での美しい流れを満喫出来ました。
ショーはただ目で追うだけでは見えてこない部分があり、どこを見るべきかを理解したうえで適切な距離で観ることで、その構造の美しさに気づけるのだと思います。
まとめ|観劇は“準備”で満足度が変わる
今回の観劇で感じたのは、観劇は準備によって満足度が大きく変わるということでした。
・芝居は“浸る”
・ショーは“捉えにいく”
この違いを意識し、プログラムで情報を整理し、オペラグラスを適切な倍率を使い分けることで、より深く舞台を楽しむことができます。
そして、ここまで“準備して観るショー”だからこそ思うのですが、プログラムは紙だけでなく電子版もぜひ販売してほしいところです。
持ち運びやすさや保管のしやすさを考えると、その需要はかなりあるのではないでしょうか。
……というわけで、5倍オペラグラスはレンタル期間終了後に即購入予定です(笑)
おまけ
今週は東京建築祭2026も開催しています。
東京宝塚劇場周辺で特別公開している場所もあります。
今週の23日(土)と24日(日)にしから見られない特別公開もあります。
お時間ございましたら、どうぞ覗いてみてください。
東京宝塚劇場周辺のおすすめの場所は、下記の記事でご紹介しています。
こちらもご覧いただけますと嬉しいです。

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