日本全国、台風で空が荒れ模様ですが、皆様、大丈夫でしょうか。
こういう天気予報が出てしまうと、今の所、自分の観劇が天候の影響を受けずに無事に観劇出来たことは本当にありがたいなと思う、今日この頃です。
宝塚公式YouTubeチャンネルに宙組の『黒蜥蜴』『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』の初日映像ロング版が公開されたので、さっそく観てみました。
※当方、ブロックノイズの関係でスカステが視聴できず、YouTubeからの視聴です・・・
次の動画は宝塚歌劇公式チャンネルからの引用です
ムラで観劇された方のSNSの記事を色々と拝見しておりましたので、作品への期待値はとても高かかったのですが、動画を改めて見ると、期待しかない。
ですが、実は今回、まだ東京公演のチケットが取れていません。
友の会は今のところ見事に全滅。
現在は別の貸切公演に2件、A席でそれぞれエントリー中です。
もともと今回はムラ遠征の予定を組まなかったため、観るなら東京一本勝負。
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やはり、東京一本って不安だよね・・・

とはいえ、毎回遠征も限度あるから取捨選択が難しい・・・
その状況でロング版を観るのは少し危険かな……とも思ったのですが、結果的には観て良かった気がしています。
というのも、思っていた以上に気持ちが動いてしまったからです。
もちろん、まだ観劇前ですし、映像だけで作品を語れる段階ではありません。
でも、なぜこんなに『黒蜥蜴』が気になるんだろうと考えていたら、ふと思い出したことがありました。
そういえば私、小学生の頃、もう既に一度この世界に出会っていたのかもしれない。
私にとって『黒蜥蜴』は、はじめて出会う作品ではなかった
子どもの頃、私は探偵小説が大好きでした。
当時はポプラ社の少年探偵団シリーズやホームズ全集、ルパン全集などをよく読んでいて、図書館や学校の図書室で探しては次々借りていた記憶があります。
特に少年探偵団シリーズは巻数も多く、怪人二十面相ものだけでなく、もともとは大人向けだった作品を子ども向けに書き直したシリーズも含まれていて当時は40巻近くも刊行されていました。
その中にあったのが『黒い魔女』です。
こちらは、大人向けに書かれた『黒蜥蜴』を児童書向けに書き直したものでした。

当時はもちろん、原作との違いや背景なんて知りません。
ただ、小学生ながらに読んでいて、少し不思議な感覚がありました。
これ、本当に小学生向けなんだろうか?
内容を全部理解できていたわけではないと思います。
でも、どこか大人っぽくて、美しくて、少し妖しい空気だけは、なぜかずっと記憶に残っていました。
だから今回、『黒蜥蜴』が気になっている理由は、単純に江戸川乱歩作品だからではないのかもしれません。
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生田先生、ホームズもお好きだから、案外、ポプラ社に育てられた?

ポプラ社の探偵小説・冒険小説全集、学校の図書室や図書館に普通にあったよね。
子ども心にも感じていた、「これは少し大人の世界だ」という違和感
今振り返ると、当時読んでいた作品の中には、もともと大人向けに書かれたものを子ども向けにリライトした作品も多く含まれていました。
もちろん、小学生だった当時の私はそんな背景までは知りません。
ただ、不思議と覚えている感覚があります。
読んでいて、怖い。結構、残虐な場面もある。
難しいわけでもないけど、何か、未知の大人たちの世界を覗き込んでいるようなドキドキ感がある。
でも、何となく自分の知っている子ども向け作品とは空気が違う。
これ、本当に小学生向けなんだろうか?
私が読んで大丈夫なんだろうか?先生に、親に、怒られない?
でも、普通に学校の図書室に置いてあるしな・・・・
そんなことを思いながら読んでいた記憶があります。
もちろん当時は、美しさへの執着とか、人間関係の機微とか、そういうものを理解できていたわけではないと思います。
でも、全部わからなくても、作品の空気だけは不思議と伝わってくるんですよね。
少し大人っぽくて、少し妖しくて、どこか現実離れしていて。
今思うと、あの頃の私はストーリーより先に、作品の持つ温度や雰囲気を受け取っていたのかもしれません。
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今思うと、よく小学生に読ませたよね・・・・

今の時代の基準だと、NGなのか、大人向けリライト版も復刻対象から外されてるよね・・・
40巻ものの乱歩全集気になる方、図書館だったらあるかもしれません。
ちなみに、地元の図書館の所蔵状況を検索したら、児童閉架に追いやられていました(笑)
私が『黒蜥蜴』を観たい理由は、再読ではなく再会なのかもしれない
だから今回、宝塚版『黒蜥蜴』が気になっている理由を考えてみた時、少し不思議なことに気付きました。
実は私は、大人向けの『黒蜥蜴』はまだ読んだことがありません。
読もうと思えば読めたはずなのに、なぜか今まで手が伸びませんでした。
その理由を考えてみると、たぶん私の中では『黒蜥蜴』は、もう既に一度読んだ作品だったからなのかもしれません。
もちろん、実際には違います。
子どもの頃に読んだ『黒い魔女』と、大人向けの『黒蜥蜴』は同じではありません。
でも、記憶の中ではもう、あの世界に一度足を踏み入れている感覚がありました。
だから今回は、あえて先に原作を読まなくてもいい気がしています。
宝塚版もまた、原作そのままではなく、三島由紀夫の戯曲をベースにミュージカル化された作品。
だったら余計な色を付けず、小学生の頃の記憶を持ったまま、もう一度あの世界に会いに行ってみたい。
そんな気分です。
それと、今回ロング版を観て改めて面白いと思ったことがあります。
『黒蜥蜴』という役そのものです。
私自身、宝塚を見てきた中で、こういうタイプの役をトップ娘役がここまで前面に立って演じる作品は意外と珍しい気がします。
もちろん女性が主役級の作品はあります。
でも宝塚の場合、どうしてもトップスターを中心に組み立てられることが多く、女性主役でも最終的には男役側に重心が寄る印象があります。
その中で今回の『黒蜥蜴』は少し空気が違いました。
まだ映像だけの印象ではありますが、少なくともロング版を観た限りでは、春乃さくらちゃん扮する黒蜥蜴が物語の中心にしっかり立っていて、舞台上でも桜木みなとさん演じる明智小五郎と、存在感が対等に見えました。
しかも黒蜥蜴という人物は、ただ美しいだけでは成立しない役です。
多くの部下を従え、場を支配し、時には豪胆さや凄みも必要になる。
そんな少し珍しい女性像を、宝塚の娘役がどう演じるのか。
その意味でも、今回の『黒蜥蜴』には少し期待しています。
まずは東京、どちらか1枚ご縁がありますように(笑)
正直、今の時点ではまだ東京公演のチケットは取れていません。
友の会は全滅中。
現在は別の貸切公演にエントリーしています。
ロング版を観てしまったので、少し期待値が上がってしまった気もしますが、今回は不思議と「絶対に劇場で観たい」という感覚とも少し違っています。
もちろん、ご縁があれば劇場で観たい。
でも、もし難しくても配信という選択肢があります。
今回は「何としてでも観る」というより、「この作品にもう一度会ってみたい」という気持ちの方が近いのかもしれません。
小学生の頃、『黒い魔女』を読んだ時に感じた、少し大人びていて、どこか妖しくて、不思議な空気。
あの頃は理解できなかったものを、大人になった今ならどう受け取るんだろう。
そして今回の宝塚版では、あの世界がどんな風に立ち上がるんだろう。
余計な色は付けず、あの頃の記憶を持ったまま、もう一度『黒蜥蜴』に会いに行ってみたい。
大人版と三島版の『黒蜥蜴』は配信見てから読もうかなと思っています。
まずは東京、どちらか1枚くらい、ご縁がありますように(笑)
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貸切も全滅したらどうしよー

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