「友情か?使命か?愛か?」
……ではありません。
2026年5月19日の私は、
「遠征か?節約か?愛か?」
の狭間で、感情が目まぐるしい1日を過ごしていました。

星組『RRR』のポスターが公開され、ありうたもえの並びに大興奮。
「これは遠征したい」
「いや、でも節約も……」
と本気で天秤にかけていた数時間後。
ちなじゅり退団会見の記事を読んで、私は別方向で情緒を揺さぶられることになります。
しかも、よく考えたら『RRR』のありうたは元月組の星組カップル。
その数時間後には、月組の大人コンビの退団会見を読んで情緒崩壊しかけている。
2026年5月19日、私の感情は月組に振り回されていました。
最初は、案外冷静でした
退団発表当日。
もちろんショックではありましたが、私は案外冷静でした。
「とうとう来たか」
「覚悟していた部分もある」
そんな感覚の方が強かった気がします。

今の私は、スカステを解約し、タカスクで1週間遅れで情報を追う身です。
だから今回の退団会見も、リアルタイム映像ではなく、ネット記事を読みながら追いかけました。

けれど、いくつかの会見記事を読んでいくうち、静かに、寂しさが募ってきました。
特にちなつさんの、
「花組で過ごした5年間が今の自分を作った」
という言葉。
ああ、やっぱりそうだったんだな、と妙に腑に落ちました。
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あれ?火曜や水曜に見た時はもう少し、色々書いてあったような気がする・・・

だから、他のブロガーさんたちがブログに記事の内容残しているのか・・・
私がちなつさんを好きになった理由
私は2024年夏に本格的に宝塚に出戻ったため、ちなつさんファン歴がとても浅いです。
というか、ちなつさんきっかけで本格的に出戻った感あります。
ちなつさんを沢山見てきたわけではないので、ちなつさんを下級生の頃から見守ってきたファンの方に比べると言葉が足りないかもしれませんが、この点ご了承いただけますと幸いです・・・
最初は、ちなつさん高学年就任や、じゅりちゃんの娘役トップについても、そこまで強い感情はありませんでした。
むしろ、「ふーん?」くらいでした。
でも、れこうみ退団公演の配信を見た時。
ちなつさん演じる研究者と、じゅりちゃん演じるクールな特定秘密局員。
「この2人、この先の物語がありそうだな」
そう感じた瞬間から、少しずつちなじゅりが気になり始めました。
そして『琥珀色の雨にぬれて』。
私は完全にちなじゅり沼へ沈みました。
『応天の門』を見て、ちなつさんを好きになりました
2024年はちょうど、NHK大河で『光る君』が放送されていた年。
平安モノが巷ではブームになっていて、職場のランチ時も、『光る君』の話で、女子トーク大盛り上がりでした(笑)
そんな中で、漫画好きの同僚から『応天の門』を勧められ、LINEマンガで無料のところから読み始めました。
ちょうどその時期、ちなじゅり沼に落ちる前からも、宝塚も配信を中心にちょいちょい観るようになり、楽天TVのオンデマンドで、月組公演の『応天の門』の存在を知りました。
これはもしや!?と思い、宝塚の公式サイトで確認したら、私がちょうど読んでいた漫画『応天の門』の舞台化でした。
早速、楽天TVのオンデマンドで『応天の門』をレンタル視聴しました。
れいこさんトップ時代の本公演作品でしたが、ちなつさんは在原業平を演じていました。
漫画での『応天の門』の業平は、飄々としたダンディな色男に描かれていて、ちなつさんはその業平像をしっかり体現していました。
『応天の門』での業平は、色男のエリート警視という感じでした(笑)
ちなつさんの涼しげな目元がまさに業平そのもので、平安装束がとてもお似合いで、何て素敵な男役さんなんだろうとときめきました。
じゅりちゃんの高子ともお似合いです。『応天の門』の高子は、駆け引きも得意で、閉じ込められている状況でも、逞しい(笑)
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同じ業平&時子でも『花の業平』とはまた違った人物像だったね。

漫画の原作としての登場人物をしっかり演じていたね。
花組で磨かれた、ちなつさんの男役像
ちなじゅり沼に沈んだ後は、スカステも本格的に加入し、花組時代のちなつさんもスカステで沢山見るようになりました。
明日海りおさんトップ時代の花組は、今振り返ると本当に路線大渋滞。
れいちゃん、マイティ、キキさん、そしてちなつさん。
『ミー・アンド・マイガール』など、今見ると豪華客船どころではありません。
でも今振り返ると、ちなつさんの魅力が開花したのも、花組組替えからと、素人目にも感じます。
花組で様々なお役に挑戦し、その中で男役としての華や色気、芝居の深みが磨かれていった。
そしてその経験が、今のちなつさんを作ったのだろうと思います。
会見で語られていた、
「花組で過ごした5年間が今の自分を作った」
という言葉にも、深く納得しました。
一方で、月組2番手・3番手時代のちなつさんは、花組で培った自信や芸はそのままに、その“華”をあえて少し抑えていたようにも見えます。
組のバランスを見ながら、自分の出力を調整していたのだとしたら、本当に芸達者な男役さんだなと思いました。
そしてトップになった瞬間、一気にその華が解放されました。
「あれ、ちなつさんってこんなに華やかだったんだ」
と思いましたが、きっとあれは、花組時代に磨かれていたものだったのだと思いました。
今の花組を見ていると、あの頃を思い出します
そして今、ひとこ政権の花組を見ていると、私は時々、映像で感じた、明日海りおさん時代の花組の空気感と重なるものを感じます。
路線大渋滞。でも、それぞれ魅力の方向性が違う。
そして、その中でも私は、だいやくんの立ち位置に、花組時代のちなつさんと重なるものを感じていました。
急速に人気が出始め、舞台を観た人がどんどん惹かれていく感じ。
王道一直線というより、芝居や空気感、色気で一気に沼らせる感じ。
だからこそ、『悪魔城ドラキュラ』でサキュバス役を演じるにあたり、だいやくんがちなつさんへ相談していたというエピソードを聞いた時、妙にじわっと来てしまいました。

ああ、ちなつさんの男役のあり方って、月組だけではなく、今の花組生たちにもちゃんと息づいているんだな、と。
そして花組時代のちなつさんを見返せば見返すほど、今大きく羽ばたき始めているだいやくんと、同じ板の上に立つ姿も見てみたかったなと思ってしまいます。
もちろん、これは単なる一ファンの願望でしかありません。
でも、花組で育まれた空気が、組を超えて繋がっていく様を、私はもっと見てみたかったです。
じゅりちゃんの会見に感じたこと
一方で、じゅりちゃんの会見もまた、とても印象的でした。

じゅりちゃんには、男役から娘役へ転向した過去があります。
この点については、SNSや他の方のブログなどを見ていても、本当に色々な見方・感じ方があるなと感じていました。
元男役だからこそ出せる圧倒的な華。
そして、大人っぽさと可愛らしさが同居する空気感。
中国美女のお役なども本当にお似合いで、舞台に立った瞬間の華やかさには目を奪われました。
会見では、
「女役の振り付けをいただいた時に、直感的にこれが自分のやりたかったことだと気がついた」
ことが転向のきっかけだったと語られていました。
また、当時の月組トップ娘役だった愛希れいかさんの存在にも勇気づけられたとも話されていました。
私は昔、雪組の鮎ゆうきさんの大ファンでした。
今思うと、鮎さんにも、他の娘役さんとは少し違う独特の魅力がありました。
だからこそ、転向した人特有の魅力というものが、確かにあるのかもしれません。
じゅりちゃんも、トップになる前から、とにかく惹きつけられるものがありました。
そして、
「終わりに向かうということではなく、進化を続け、私にしかできない娘役を追求していきたい」
という言葉。
退団を控えた会見でありながら、「これからも進化していく」という言葉が聞けたことが、とても嬉しかったです。
残りの公演も、ますます楽しみになりました。
ちなじゅりという、唯一無二のコンビ
「すてきな一人一人がそろったら、より2人ですてきになる、そんなコンビを目指したいね」
こちらはじゅりちゃんが会見で語っていた言葉です。

私は、この言葉こそ、ちなじゅりというコンビそのものだったと思います。
どちらか一方が強く引っ張るのではなく、2人で空気を作っていく。
だからこそ、唯一無二のコンビ感が生まれていた。
そして、プレお披露目でのデュエダン。
『愛の挨拶』をジャズ調の軽快なテンポに編曲しており、躍動感溢れる、大人コンビの可愛さを引き出した素敵なダンスシーンでした。

一幕目の『琥珀色の雨にぬれて』がしっとりとしたアダルティなムードだったので、それとは真逆の、可愛さと幸福感が溢れていて、この場面もまた、私がちなじゅりに沼っていったきっかけの1つです(笑)
イメージとしては、フレッド・アステアのミュージカル映画を観ているような軽快さがありました。
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できれば、退団公演のデュエダン、このテイストがいいです!

ただでさえ二人の退団寂しいので、こちらのテイストの方が、明るく送り出せそうです。
まだ観たかったもの
とは言え。
「まだ観たかった」
という気持ちがまだ強いです。
ちなつじゅりで『カサブランカ』を観たかった。5作目も見たかった。
今のちなじゅりコンビは、まさに脂が乗ってきた時期に見えていたからです。
まずは東京公演『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』
そして今、私は東京で『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』を観劇予定です。
特に、『水晶宮殿(クリスタルパレス)』は「あと2回も観られるのか」と思っていました。
でも今は違います。
「あと2回しかない」
その後の別箱・退団公演も続きますが、退団発表後はかなりのチケ難を覚悟しています。
『RYOFU』はとても楽しみですが、ヨシマサショーは、2回目以降も付いていけるのかまだ不安はあります(笑)
でも、贅沢は言っていられないので、しっかり目に焼き付けたいと思います。

さいごに
2026年5月19日。
星組『RRR』ポスターで大興奮し、遠征と節約の間で揺れ、その数時間後には、ちなじゅり退団会見の記事を読んで情緒がぐちゃぐちゃになっていました。
笑えるのか、
泣けるのか。
無茶苦茶な1日となりました(笑)
でも、忘れられない日となりました。
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