ついに、『稲妻開化譚-イナズマカイカタン-』の一部配役発表がありましたね。
ただいま、ファン界隈では、この配役発表で大盛り上がりではありますが・・・
イナズマで新たなおだちん像が見られそうと期待する私は、変人オタクぶりを発動して、いずれやってくるであろう、おだちんのトップ就任で、どんな作品が合うか?を独断と偏見で徹底的に語りたいと思います。

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りりちゃん、ヒロインだね!あみちゃんも役名ついてたけど、どんな役なんだろう?

おだりりあみのトリデンテ、すっごく楽しみ〜
管理人の勝手な妄想でオタク全開で書いております。
いちファンの意見として面白がってお読みいただけますと幸いです。
おだちん(風間柚乃さん)とモリミー
最近ふと、「月組って、森見登美彦作品かなり合うのでは…?」と思ってしまいました。
きっかけは、『稲妻開化譚-イナズマカイカタン-』
あの世界観を見ているうちに、
「何となく中村佑介さんのイラストと親和性あるな…」
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「そういえば中村佑介さんといえば森見登美彦作品…」
⬇️
「いや、月組&おだちんで森見作品、かなり面白そうでは?」
という、いつものオタク連想ゲームが始まりまして(笑)
気付いたら、一本のお披露目公演レベルまで妄想が広がっていました。
↓その時の、オタク全開の偏愛語りはこちらからどうぞ(汗)

月組の“わちゃわちゃ芝居”は森見作品と相性が良さそう
まず何より思ったのが、月組の持つ“群像劇処理能力”の高さ。
森見作品って、
- 登場人物が濃い
- 全員クセが強い
- 会話量が多い
- テンポが独特
- カオスなのに青春感がある
という特徴がありますが、これ、かなり月組向きな気がするんです。
特に『夜は短し歩けよ乙女』
木屋町の夜の冒険、詭弁踊り、三階建て京阪電車、下鴨納涼古本市、学園祭、偏屈王…。
あの“何を見せられているのかわからないのに面白い”感じ(笑)
何なら、詭弁踊りでの客席降りも大歓迎です(笑)原作の文庫本巻末で、漫画家の羽海野チカさんが物語世界をイラストに起こしていて、そこにも詭弁踊りが描かれています。
あと登場人物も(笑)
ヒロインの黒髪の乙女・羽貫さん・樋口さん・東堂・古本市の神様・学園祭事務局長・パンツ総番長・紀子さん・李白さんと、個性的な登場人物だらけで、これ、まさに月組生が演じたら、絶対嬉々としながら演じているのが想像できます。
月組って、賑やかで常に楽しそうな組、という印象があるので、森見作品特有の、個性的すぎる登場人物たちが醸し出すカオス感を元気いっぱいに面白がって全力で楽しみそうなイメージしかない(笑)
しかも、わちゃわちゃしていても、ちゃんと人物関係や感情が見える。
ここ、かなり大きい気がします。
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映画版で舞台化されると楽しそう〜

上田誠さんの脚本をいい感じに、小柳先生あたりが宝塚版に落とし込んでくれそう。

『夜は短し歩けよ乙女』の“先輩”が、おだちん(風間柚乃さん)にかなりハマりそう
そして個人的に妄想が止まらなくなったのが、“先輩”役。
先輩って、いわゆる“完成されたキラキラ男役主人公”ではないんですよね。
- 理屈っぽい
- 拗らせている
- 空回りする
- でも本人は大真面目
- 青春をうまく生きられない
という、かなり“腐れ学生”(笑)
しかも、メガネ姿も含めて、こじらせ男子感がすごい。
これ、ビジュアル面も含めて、おだちんにかなりハマりそうで、個人的にすごく見てみたい!
余談ですが、前回、ムラでヨシマサ先生の『水晶宮伝(クリスタルパレス)』を初めて見た時、あまりにわからなすぎて、後日、結局歌劇を購入し・・・
座談会ページを読んだところ、『水晶宮伝(クリスタルパレス)』でおだちん扮するデビルフリーザーには、苦い過去があったそうです。
まだデビルフリーザーになる前の青年時代、白河りりちゃん扮するマッチ売りの少女と恋に落ちそうになるのですが、マッチの火が燃え尽きて少女は凍えて亡くなってしまいました。
その悲しみから、青年はデビルフリーザーと化してしまったそうな・・・・

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え!?闇落ちしちゃった系!?

ヨシマサ先生、おだちんに拗らせ要素を既に見出してた!?
↓青年おだちんとマッチ売りの少女のりりちゃんの感想はこちらから

おだちんは、ルキーニや董卓のような、濃い悪役やクセの強い役を巧みに演じる印象があるのですが、実は、
- 理性で抑え込んでいる感情
- 真面目なのに妙
- 感情が暴走した時の人間臭さ
- 情けなさ込みの愛嬌
みたいな芝居をしたら、おだちんの持ち味でかなり魅力的な形で開花するのでは、という気がしています。
だから、先輩みたいな「青春をこじらせているのに必死」な主人公、かなり新しい“当たり役”になる気がします。
「2222(クアッド ツー)」で引きこもりの漫画家役も演じているので、先輩役は親和性ありそうです。

しかも最近の宝塚って、お披露目であえて“未完成な若者”をやらせる傾向が強いです。
そう考えると、先輩のような“情けなさ込みで愛される青春主人公”って、かなりお披露目向きな気もするのです。
どうする!ジョニー問題
ただ、『夜は短し歩けよ乙女』を宝塚で上演する上で、最大の難関がジョニー問題(笑)
ジョニーは“先輩の中に棲む欲望や本能”の象徴でもあるんですが、このままだとすみれコードに間違いなく抵触します・・・
なので、ここは『四畳半神話大系』の小津に転じた方が、安全そうか。
- 青春をかき乱す
- 先輩を煽る
- 欲望を増幅させる
- でもどこか憎めない
という、“悪友ポジション”として再構築すると、舞台的にも面白そう。
むしろ、宝塚化することで、テーマが整理される気すらします。
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シティハンターを宝塚で舞台化してるから、ま、大丈夫だと思いたい・・・

閨房調査団、どうするんだろうか・・・
そしてショーは『宵山万華鏡』で観たい
さらに妄想は止まりません(笑)
もしこの公演が実現するなら、2幕目のショーはぜひ『宵山万華鏡』モチーフで観てみたい。
しかも、普通のレビューではなく、ストーリー仕立ての幻想レビュー。
ちなみに、こちらも森見作品です。
『宵山万華鏡』とは?
『宵山万華鏡』は、京都の夏の風物詩「祇園祭」を舞台にした、幻想的で少し不気味な連作短編集です。
どんな物語?「祇園祭の夜」がループする万華鏡
祇園祭の前夜祭である「宵山(よいやま)」の一晩を舞台にした6つの短編で構成されています。
- 宵山姉妹(視点人物:妹)
- 宵山金魚(視点人物:藤田)
- 宵山劇場(視点人物:小長井)
- 宵山迷宮(視点人物:柳)
- 宵山回廊(視点人物:千鶴)
- 宵山万華鏡(視点人物:姉)
最大のポイントは、「同じ一日を、異なる登場人物の視点で描いている」という点です。
- 迷子になった姉妹
- 毎日繰り返される宵山の一日
- 毎年、悪友に騙されて宵山を見物出来ない男
彼らのエピソードが、万華鏡を回すたびに模様が変わるように重なり合い、次第に「宵山」という迷宮の全貌が浮かび上がってきます。
「日常」と「異界」の境界線
特に、不気味さがあるのは次の4編です。
こちらは、一つの出来事が、それぞれの視点で語られており、対になっています。
- 宵山姉妹(視点人物:妹) – 宵山万華鏡(視点人物:姉)
- 宵山回廊(視点人物:千鶴) – 宵山迷宮(視点人物:柳)
宵山姉妹・宵山万華鏡は、姉とはぐれた妹が赤い浴衣の女の子に連れていかれそうなところを、姉が、間一髪で妹を引き留めるお話。
宵山回廊・宵山迷宮は、15年前の宵山に遊びに行った千鶴がいとこの京子とはぐれてしまい、以来、京子は行方不明のまま。千鶴は悲しみを抱えたまま生きている。
京子の父親である叔父の河野は画家で、河野と親睦のある画廊のオーナー・柳の勧めで久々に叔父に会いにいく。
叔父は、ひどく老け込んでしまい、自分は宵山の一日を繰り返しているという話をする。
宵山の露天で購入した万華鏡で雑踏を覗き込むと行方不明の京子を見出し、それ以来、宵山の一日が繰り返されるという。
柳は、宵山の日、河野のアトリエから画廊に戻ると、杵塚商会の乙川が現れ、父の遺品である水晶玉を譲ってほしいと言われるが不審に思い、適当にあしらう。
だが、翌朝以降、柳も河野同様、宵山の一日を繰り返す日々となり、動揺する。
河野から、「君も宵山を繰り返しているのだろう」と告げられ、柳は事態打開のため、調べを進める中で、母親が毎日、蔵に水晶玉を隠していることを突き止める。
その水晶玉は、父が魅入られ、鞍馬の山道で行き倒れた原因となった万華鏡であり、この世ならざる物だった。
柳は母親から水晶玉を取り上げると、乙川に水晶玉を渡し、宵山の繰り返しから解放される。
宵山で叔父を追いかけようとする千鶴を見かけた柳は千鶴を引き留める。
賑やかな祭りの喧騒のすぐ裏側に、神様や妖怪が潜んでいるような、ひんやりとした怖さがありながらも、「美しさ」も同居する物語。
宵山で、行方不明の京子の元に行く叔父を見つけ、妖しげな世界へ引き込まれそうになる千鶴。
幼い頃、従姉妹だけが宵山で行方不明になった記憶。
そして、幻想へ沈みそうになる千鶴を、柳が現実へ引き戻す――。
宵山回廊・宵山迷宮を軸に、宝塚でレビュー化したらかなり美しいショーになりそう…
特にラスト。幻想世界へ消えそうになる千鶴を、柳が引き止める場面。
あの場面は、完全に沼落ち案件です(笑)
「幻想ではなく現実を生きる」ラストで、この後、千鶴と柳の間に何かが芽生えることを想起させます。
柳の設定年齢は30手前ということですが、画廊のオーナーで、どこか落ち着きがあり、思慮深さや慎重さも持ち合わせた人物像を想起します。(拗らせ要素は皆無・笑)
こちらもまた、おだちんにはまりそうな気がします。
宵山金魚・宵山劇場は、藤田を全力で騙すため、乙川がお金と手間をかけて学生アルバイト達に一芝居打たせる話で、こちらは学生達のドタバタ青春もの。
こちらは、中盤の場面になりそうですね(笑)
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乙川は異界と現世をつなぐ人間なのか?

小津っぽさもあるよね・・・
『宵山万華鏡』は栗田優香先生演出で観たい
そして、この幻想レビューをやるなら、演出はぜひ栗田優香先生で観てみたい。
『万華鏡百景色』の時にも感じましたが、
- 夜の湿度
- 都市幻想
- 色彩感覚
- 夢の中を漂うような場面転換
この辺の感覚、『宵山万華鏡』とかなり相性良さそうな感じがします。
宵山金魚、宵山劇場、幻想の夜店、提灯の灯り…。
栗田先生なら、“現実と幻想の境界が溶ける宵山”を、かなり耽美に見せてくれそうな気がします。
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『万華鏡百景色』、もしや・・・・

あちらは、椎名林檎のPV見ているような世界観だったよね・・・
とはいえ、その前にちなつさんで『カサブランカ』が観たい
…と、ここまで未来妄想を全力で語ってしまいましたが(笑)
その前に、今のちなつさん&じゅりちゃんで観たい作品もまだまだある。
特に『カサブランカ』は、今のちなつさんの円熟味だからこそ観たい作品のひとつ。
あと、ショーなら『ダンディズム』もやって欲しい。
特に、ちなじゅりでの「カリオカ」、絶対見てみたい・・・・
どこかで常に「いつか退団の日が来る」覚悟も付きまといますが、だからこそ、“今しか観られないちなつじゅり”も大切にしっかりと目に焼き付けたいです。
ちなつさんは4作か5作か、がまことしやかに囁かれていますが、次の4作目での退団は色々消化不良感があるので、もう少しいて欲しいです(泣)
その上で、いつか未来に、月組×森見登美彦作品という景色も観られたら――。
そんな妄想をしながら、今の月組をめいっぱい愛でたいと思います。
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