宝塚の“良席”とは、どの席のことを指すのでしょうか。
前方席?センター?それともSS席?
観劇後に「今日は本当に良席だったな」と思える日もあれば、
少しだけ物足りなさが残る日もあります。
私も長く「良席=前の席」だと思っていました。
でも、一通り、SS席・S+席・S席・A席・B席にも座ってみて感じたのは、
良席の定義はひとつではないということ。
席の場所だけでなく、“どう観るか”によっても満足度は変わる。
これまでの観劇体験をもとに、私なりの「宝塚の良席」について整理してみたいと思います。
宝塚の「良席」とは?まずは定義を考えてみる
一般的に言われる“良席”のイメージ
宝塚で「良席」と言えば、前方席やセンターブロックを思い浮かべる方が多いかもしれません。
舞台との距離が近く、スターの表情までしっかり見える。確かに魅力的です。
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やっぱり前ってだけでテンション上がるよね。

“近い=正解”って思い込みがちだよね。
でも、本当にそれだけ?
価格とのバランスや体への負担、舞台全体の見え方。
前方だから必ず満足できるとは限らないと、少しずつ感じるようになりました。
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嬉しいけど、毎回ベストかって言われると…?

満足って、距離だけじゃ決まらないのかも。
1階席で感じたメリットとデメリット【宝塚観劇体験】
1階席のメリット:迫力と没入感
1階席の魅力は、やはり迫力と没入感。
特に、1桁列で観劇した時は、大好きな場面、ふとした視線の動きまで見えた瞬間、
思わず息を止めていました。
1桁列のセンブロも良かったし、サイドブロックは一部見切れは生じるものの、
登場人物の目線で0番に立つ主人公たちを見るという体験も面白かったです。
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目が合った気がするだけで幸せなんだよね。

距離が近いと、感情の揺れまで伝わるよね。
空気の振動まで感じるような体験は、1階席ならではだと思います。
あと、後方列の22列目は客席降りがある場合、神席に大化けします。
トップコンビ&2番手が集結・長めに滞在するエリアなので、
ど真ん前で見られた時の喜びと来たら!!!!
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この前の花組公演、22列目ではないものの、S席のセンターブロック。
目の前にひとこ・美咲ちゃん・ほのかちゃん・きわみん、
横を向けば至近距離にだいやくんと美羽愛ちゃんが!!!!
22列目の人が3人仲良く肩を組むひとこ・ほのかちゃん・きわみんから
迫られる様はまるで美の拷問そのもの・・・・(受けたい・・・)

それ、一生分の運使い果たしちゃった系?
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せめて、1年分と言って!!!
1階席の意外なデメリット
一方で、SS席やS席一桁列(大劇場はS+席)などは、前方すぎると舞台全体の構図が見えづらいことも。
群舞のフォーメーションや照明演出は、少し引いた位置のほうが美しく感じることもありました。
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全体が見えないと、ちょっと惜しいときあるよね。

近さと引き換えに、広がりを失うこともある。
また、1階席は場所によって前後列の高低差があまりないところもあり、
座り方を誤ると後ろの席の方の視界を遮ってしまい迷惑をかけてしまうこともあるため、
かなり気を使い、腰が痛くなることも・・・・(泣)
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あと、前の人の頭に遮られて見えなくなることもある・・・(泣)

せっかくの神席が台無しになる瞬間だよね・・・
宝塚のSS席や1桁列の見え方は確かに迫力があり、肉眼で見られる点は魅力ですが、
一方で万能ではないと感じました。
2階席の見え方は?実際に座ってわかったこと
S席の見え方
1階席の後方列より舞台に近い・でも全体もきちんと見られるなど、結構見えやすいです。
でも、1列目は手すりがあるので意外とそこに視界が遮られることも・・・
案外、2列目・3列目が一番見やすい?
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2階S席の通路スレスレのビリ列、
客席降りあると神席に激変するよ。

2階席に客席降りあると知った瞬間の嬉しさよ・・・
A席の見え方
センターブロックが当たった場合、ここが一番コスパ良いのでは?と思っています。
予算の都合で泣く泣くA席にしましたが、センターブロックに割り当てられた時、
思った以上に見やすく、思いがけない大発見でした。
A席は近すぎず遠すぎずで、でも、好きなジェンヌさんを気兼ねなくオペラで追えるのは嬉しい。
花組公演『愛, Love Revue!』はオープニングで大階段を使うので、
縦の動きの美しさを堪能出来ました。
B席から見える舞台の全体美
B席に座ったとき、まず印象に残ったのは舞台全体の美しさ。
フォーメーションや照明の動きが一望でき、作品そのものを味わう感覚がありました。
宝塚のB席の見え方は、作品全体を楽しみたい方には意外と相性が良いと感じます。
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オケボックスの指揮者の動きにも目が行っちゃう。

Bad Power(注1)とサンタマリア!(注2)での勇魚さん(注3)、
もはやアジテーターと化してるよね・・・(むしろ、好き)
注1:Bad Power=花組『愛, Love Revue!』中盤の男役による群舞
注2:サンタマリア!=雪組『Prayer~祈り~』フィナーレの男役による黒燕尾での群舞
注3:勇魚さん=最近、宝塚で登板が増えている若手指揮者の石井勇魚さん。躍動感に溢れる指揮が特徴的。
表情はどこまで見える?
ただ、表情となると少し距離を感じます。
(あと、B席エリアは天井にかなり近いため、大階段の最上階が完全に見切れます・・・・)
「あ、今きっと微笑んだよね?」と思いながらも確信が持てない瞬間が、少しだけもどかしく感じることも。
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惜しい…!ってなるんだよなぁ。

あと一歩、が届かない感じだね。
コストと満足度のバランス
2階席はどの席種も値段相応に満足度が高いです。
1階席より段差がはっきりしているので、前のめりさえ気をつければ、
無理な姿勢で座る必要もなく、本来の正しい姿勢で座ることが出来ます。
ですが、A席・B席は価格とのバランスを考えると、案外満足度は高く、
コスパ席として有効な選択肢と思えたのは事実です。
席だけで決まらない?観劇環境という考え方
観劇の満足度を左右するもの
座席位置だけでなく、体調や集中力、その日の気持ち。
観劇体験はさまざまな要素でできていると感じます。
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同じ席でも、日によって全然違うよね。

観る側の状態も、意外と大きいよ。
2階席観劇で感じた“もう一歩”
良い場面ほど、もう少し表情をしっかり見たい。
そんな気持ちが芽生えました。
ほんの数秒なのに、舞台の時間は止まってくれません。
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今の表情、ちゃんと見たかったなぁ。

じゃあ“席以外”で補えることはないかな?
オペラグラスを変えてみるという選択
そこで考えたのが、「席」だけでなく「オペラグラス」を変えてみるという視点でした。

私が現在使っているのは、フリーフォーカス機能付きのオペラグラスです。
私が購入したものは「LIXUN」(メーカー?ブランド?)印字のオペラグラスです。
3,190円で購入しました。(※価格の変動あり)
正直に言えば最初、疑心暗鬼でした。
フリーフォーカス機能は高価なイメージがあり、
廉価なものは大したものではないだろうと思い込んでいました。
ですが、こちらのオペラグラス、SNSでかなり評判が良かったため、
思い切って購入してみました。
実際、雪組東京公演のボー・ブランメル(B席)と花組大劇場公演の蒼月抄(S席・1階席)で
使いましたが、どちらの席もピント合わせ不要でバッチリ見えました。
明るさも特に気になりませんでした。しかも、軽量なのも嬉しいポイント。
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B席で初めて使った時、ピント調節不要でバッチリ見えて感動したよ。
今後、B席もA席と同等の選択肢に入ったよ。

道具ひとつで観劇の質が劇的に上がるのは嬉しいよね。
良席の定義はひとつじゃない。
自分にとって心地よい観劇環境を整えることも、そのひとつだと思っています。
“席の距離”は変えられなくても、“見え方”は整えられるかもしれません。
観劇環境を少しだけアップデートしたい方は、チェックしてみてください。
※価格は変動するため、各ショップで最新情報をご確認ください。
※使用感は個人の感想です。
宝塚の良席は人それぞれ。私なりの答え
SS席でもB席でも。
前方でも上手側でも。
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結局、その日の“刺さり方”だよね。

うん。心が動いた席が、その日の良席。
その日その瞬間に、心が動いたならきっとそれは“良席”。
これからも、1公演1公演を大切に、限られた観劇回数の中で満足度を高めて、
いただいたお席をその日の良席に変換して、宝塚観劇を楽しんでいけたらと思います。
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