新生星組の勢いがすごい!『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』観劇感想

宝塚
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宝塚歌劇団星組公演を、先日、東京宝塚劇場で観劇してきました。

今回、『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』の二本立て。

一言で言うと――

新生星組の勢いを存分に感じる舞台でした。

お芝居もショーも見どころが多く、気になるスターも多くて、
オペラグラスがとにかく忙しい公演。

“ありうたコンビ”(暁千星&詩ちづる)の初々しいカップル感がとても可愛くて
少女漫画から抜け出したよう。
また、身長差もキュンと来るポイントです。

また、宙組から星組に組替えしたもえこ(瑠風輝)が2番手として加わりましたが、
ありちゃんとの同期並びのバディ感がすごく、トップ&2番手のバディ萌えなるものを体感。
新しい星組の空気を感じました。

特に、もえこは、星組に来たことで新しい魅力が開花した印象。
ありちゃんと並ぶことで、お互いの良さを引き出し合っているように感じました。

※観劇レポ、語彙が足らず、印象に残ったところの断片的なレポになってますが悪しからず・・・・

カモ
カモ

本公演お披露目前の全ツですでに二人の良さを知っていたので
今回の公演も楽しみだったよ。

しろっぺ
しろっぺ

ふたりとも背が高い&小顔の超絶スタイルなので、
並んだ時の破壊力がハンパないよね。


少女漫画のようなラブコメ:『恋する天動説』

まずは1幕目の『恋する天動説』。

コメディ要素が強く、登場人物たちの小芝居に客席からクスクス笑いが起きる楽しい作品でした。
何かと心配されることの多い大野先生の脚本ですが、
ポスターの仕上がり具合から、最初から大野先生にしては良作の予感はしておりました。

カモ
カモ

今回は、トンチキがいい方向に作用した感じです。

しろっぺ
しろっぺ

ファッションや現代版ミーアンドマイガール的な世界観もよかったよね。

ヒロイン三兄妹の掛け合いが楽しい

面白いポイントがいくつかあるのですが、
ちゃりおティモシー(長男)・詩ちゃんシンシア(次女)・菜乃ちゃんキアラ(三女)の
三兄妹の掛け合い、個人的に面白かったです。


長男ちゃりおは星の研究がしたいがホテル経営に全く興味なし・次女詩ちゃんはカーレーサーを目指している・三女菜乃ちゃんは現役女子高生ながら三兄妹の中では一番、賢く、
冷静に物事を見ていて経営者向き?
万里さん扮する祖母のドロシーの気質をそれぞれ3分割したような受け継ぎぶり(笑)


テンポの良い掛け合いがとにかく面白くて、場面が進むたびに客席がクスッと笑う空気になります。

カモ
カモ

シンシアとキアラ、たまにどっちが姉かわからなくなるときあるね(笑)
常に姉を心配して見守る姿はまるでお母さん!

しろっぺ
しろっぺ

でも、お姉ちゃん大好きぶりは滲みでていてホッコリするね。

ちゃりお兄が腹黒いんだかポンコツなんだか、
妹たちにいじられっぱなしで長男の威光感ゼロも笑えました。
最初、悪役?と心配しましたが、ただの妹想いの、中途半端な悪知恵が働くポンコツ兄とわかって安心しました・笑
(途中、詩ちゃんにどつかれている場面も面白かった・・笑)

叔父夫妻が“オペラ泥棒”

そして個人的に印象に残ったのがオレキザキ扮するゴードン&るりあちゃん扮するロレインの叔父夫妻。
宝塚版古田新太&かたせ梨乃です(笑)

るりあちゃんは月組から組み替えして最初の星組出演作となりましたが、
しっかり目立つお役で、月組ファンとしては安心致しました。

登場するたびにこの二人の圧が凄すぎて、
思わずオペラグラスを向けてしまう完全な“オペラ泥棒”

カモ
カモ

オレキザキ&るりあちゃん夫妻が登場すると、
周りの人のオペラが一斉に動くのでわかりやすい(笑)

しろっぺ
しろっぺ

オレキザキはみんな大好物。

この二人、ゴージャスなのにどこか胡散臭い雰囲気が絶妙で、
場面をさらっていく存在感がありました。
背の高い者同士のこの並び、私、結構気に入りました!

実は、この作品の中ではこの叔父夫妻が好きな登場人物だったりします。
新人公演では、めぐみちゃん&菜乃ちゃんという、今度のバウ主演コンビが演じています。

ちなちゃん扮する秘書のレイチェルといつも3人で行動(笑)
小桜ほのかちゃんの次回出演作がポーの一族になったことが判明した今、
次回作RRRのスコット&キャサリン夫妻とジェニーに向けた
予行演習っぽく見えてしまうのは気のせいでしょうか。

この叔父が、万里さん扮する祖母のドロシーから、経営がド下手認定されており、
残念ながら後継者として扱われていません。
そのため、後継者候補の3兄妹たちを経営から遠ざけようと、
何かと策略を巡らしてくるのですが、いかんせんポンコツ(笑)
レイチェルからも何度もツメが甘いとツッコまれる始末・・・・

ゴリゴリの悪役もちょっとお間抜けな役も色気滲むイケオジ役も女装もこなせるところから、
やはりオレキザキは宝塚版・古田新太だなーと思ってしまいました。

菜乃ちゃんの「スんっ!」が痛快過ぎる件

そして後半で印象に残ったのが
菜乃ちゃんの「スんっ!」な長台詞です。

遊園地での乱闘後から数日後。
道で、末っ子キアラとお友達の3人が
あまとくん&きしょうくん扮するありちゃんアレックスの子分のロビン&バートにすれ違う。
3人は遊園地での乱闘の恐怖を思い出し、「おまわりさーん!!!!」と叫びだす。

このコンビ、最初はオロオロしつつも、
キアラがアレックスの行方を聞き出そうとした瞬間、
ロビンたちが、この3人たちに向かって「アレックスがお前ら小娘なんざ相手にしない!」
と罵ります。

「小娘」呼ばわりされて菜乃ちゃんが急に、「スんっ!」となります。
ここから、畳み掛けるように長台詞が始まります。

・小娘だけど、地元では名の知れた家のお金持ちの娘であること
・自分がいかに大事に育てられてきたか
・財力があるのですぐに弁護士に相談できること

最後に、あなたたちごときはいとも簡単に潰せると、トドメを刺します。
これにモッズたちが震え上がって最後は謝ります(笑)

可憐な雰囲気からの、権威かざしまくり&権力誇示しまくりの反撃シーン
可愛いさそのままに、圧はとにかく強くて、
思わず「おおっ」と声を出しそうになる場面でした。

舞台上での存在感もあり、今後ますます楽しみなスターです。
106期娘役は華純沙那ちゃんに続き、菜乃ちゃんも大活躍です。

カモ
カモ

大野作品は強くてチャーミングな娘役たちがたくさん出てくるのが見どころだよね。(ここは誉めてあげて・・・・)

しろっぺ
しろっぺ

ゴルリバでも、娘役たちがピストル構えてならず者たちに立ち向かってたね(笑)

「天動説」の意味するところは?

で、結局、何で「恋する天動説」なのか、色々想像を巡らせました。

過去の過ちから本当はやりたかったメカニックの道を諦め、何となく生きている主人公が
自分の進みたい道を思うように進めずもどかしい思いを抱えるヒロインに出会い、恋に落ちる。
あと、妹やそのお友達の新たな出会い(笑)、登場人物たちのドタバタぶりなどから、
本当は、語感的にしっくり来る別のタイトルを付けたかったのかな・・・・と思いました。

でも、それをそのまま採用してしまうと、とある映画の邦題と被る問題に直面したと想像します。

カモ
カモ

英語の副題にその名残を感じる・・・・

しろっぺ
しろっぺ

むしろ、そっちだったら、2幕目のショーのコンセプトにもつながり感じられるね。

ざっくり言ってしまえば、「天動説」は静止する地球の周りを太陽や月、惑星がその周りを回っているとする古代・中世の宇宙観。
ですが、太陽が中心にあり、地球を含む惑星がその周りを自転・公転しているとする天文学説「地動説」が現代の常識になっています。

これらの説と物語や登場人物を照らし合わせると、どうしても
「恋する天動説」というタイトルに至った理由が謎です。

おまけ

今回は2階席からの観劇だったため、ついついオケボックスでの西野先生の指揮もしっかり観察しちゃいました(笑)
※何を隠そう、私は指揮の先生たちの動きを見るのも好きです(笑)

西野先生は前回はガイズ東京公演の指揮もされていて、
割とハッピー系作品での登板が多い印象があります。

「恋する天動説」でも、天文台のパーティー場面での
ダンス〜BGMにかけてのジャズ調ナンバーの指揮をしている時がとても楽しそうでした。

踊るように指揮をされていて、指先まで踊っていたのか、
西野先生のめくる譜面までスイングしているように波打っていたのが印象的でした。

譜面が踊ることってあるんだなーと思わぬ発見をしてしまいました(笑)

カモ
カモ

オケボックスの指揮者さんの動きは何度見ても楽しい・・・・

しろっぺ
しろっぺ

西野先生、Xのつぶやきのせいか、何か癒されるね・・・


ショー『DYNAMIC NOVA』

そしてショー『DYNAMIC NOVA』。

これはもう、とにかくオペラが忙しいショーでした。
こんなに観たいスターさんが多いとは!!!

オープニングからの、まさかの喧嘩別れ!?

最初はアカペラから静かに始まります。
舞台上で組み替えしてきたもえことるりあちゃんが踊っています。
そして徐々に舞台からわらわらと組子さんたちが現れて、最後にありちゃんがリフトされて登場。
スターティン!の掛け声が、星組らしい勢いがあり、一気にショーの世界に引き込まれます。

プロローグ後、銀橋にありちゃんと詩ちゃんが残り、行き先を巡って大喧嘩が始まります。
そして、喧嘩の末、それぞれ別々に自分たちが行きたい星を行くことに・・・・

斬新すぎます(笑)

カモ
カモ

成田離婚!?

しろっぺ
しろっぺ

それ、新婚旅行から帰国したタイミングで使う言葉だから・・・

もえこのハーレムシーン

今回のショーで特に印象に残ったのが、
もえこの場面。

クールでスタイリッシュな印象のもえこが、ここではコミカルな王様役です。
アラジンのような世界観です。

もえこが娘役たちを侍らせて、終始、鼻の下を伸ばしっぱなしですが、
突如として男役たちのならず者が現れて、娘役たちは、そっちにシフトチェンジ!(笑)

プライドを傷つけられた王様もえこが、駄々っ子さながらにならず者たちを蹴散らすシーンが何とも(笑)
最後は、娘役たちが王様もえこに戻ってきてめでたしめでたし!?

カモ
カモ

カッコイイもえこが・・・

しろっぺ
しろっぺ

コメディもいける!?

海王星の女王とタンゴ

フィナーレ目前の場面。

このショーの中では、ミステリアスで大人っぽい雰囲気の場面で、
ショーの中でも印象に残るシーンの一つです。

ここはタンゴということで、男役はスーツ・娘役はタイトなドレス姿です。
この場面ではもえこの歌とビジュアル(スーツにハット)が両方堪能できます。

ありちゃんは「帰る場所がある」と、海王星の女王に別れを告げます。(浮気?)
女王は何とか引き留めようとします。
ここでは、カッコイイ、色気ダダ漏れなありちゃんがみられます。

この海王星の女王を、何と!めぐみちゃんが演じているのです!!!!
男役さんが演じる女役は、娘役さんとは違った雰囲気になり、とても好きなのですが、
めぐみちゃんは、女装感ゼロで、元々娘役さん?というくらい違和感ありませんでした。

耐える女の儚げな雰囲気が色っぽく、
日本髪&和装も似合いそうだなーと、そっちも見たいなーと、妄想してしまいました・・・・

カモ
カモ

もえこは銀橋歩きながら歌うし、
ありちゃんとめぐみちゃんのダンスは艶っぽいしで、
見どころ多過ぎて、オペラが追いつかない・・・

しろっぺ
しろっぺ

トキメキが大渋滞!

フィナーレ

男役の群舞が燕尾ではなく、ロッカーズ。
ここは、1幕目の「恋する天動説」の続きを見ているかのよう。
後から登場する娘役たちも革ジャンです。

この後のありうたコンビのデュエダン、少女漫画のよう。
おでこにキス!この身長差がなせる技です。

カモ
カモ

最近は、お芝居とショーの隠れリンクが流行ってる!?

しろっぺ
しろっぺ

前回の宙組公演も、プリレジェと関連して、
2幕目のショーの冒頭も何故かこってぃがヤンキーでオケピから登場してたね


まとめ|新生星組のこれからが楽しみ

今回の公演を観て感じたのは、
新生星組のフレッシュな魅力と軽やかさ

ありうたコンビののピュアなキラキラ感、
もえこのノーブルな雰囲気。

この並びがとても魅力的で、
星組に新しい風が吹いているように感じました。

さらに若手スターたちも伸びやかで、
これからの星組がますます楽しみです。

お芝居もショーも見どころが多く、
オペラグラスが忙しい幸せな公演でした。
平日の夜・週の真ん中でしたが、元気を貰いました。

「もう一度観たい」と「じわじわ好きになる」が同時に来る、そんな贅沢な舞台でした。

東京公演、貸切公演しか当選出来ず、おかわり出来なかったのが残念です。
※ムラはS+が友会当選しました・・・・

カモ
カモ

やっぱり、友会の東京公演当選は都市伝説?

しろっぺ
しろっぺ

星組もムラは当選してるんだ・・・

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